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DTMとライブ配信に特化した、3つのUSB Type-Cポートを搭載するオーディオインターフェイス、E2x2 OTG

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オーディオ機器メーカー、TOPPINGの音楽制作向けブランドTOPPING Professionalから昨年リリースされたオーディオインターフェース、E2x2 OTGの国内販売が2025年4月4日よりスタートします。TOPPINGは2008年に設立されたメーカーで、主にDACやヘッドフォンアンプ、プリアンプなどを低ノイズ・低歪みの高精度設計で開発していること、そしてそのコストパフォーマンス非常に高いことから世界中のオーディオファンに人気のある企業。そんなTOPPINGが、2023年に音楽制作向けブランドとしてTOPPING Professionalをスタートし、その後登場させて、今年1月のNAMM SHOWでも非常に注目を集めていたのがE2x2 OTGです。

E2x2 OTGの最大の特徴は、3つのUSB Type-Cポートを搭載している点。これにより、PC上で起動したDAWによってミックスした音源をスマホに送ることができます。つまりPCのDAWで作った音を非劣化でスマホに流してそのまま配信する……といったことが実現できるのです。スマホから配信すること前提のアプリも多いので、そうしたアプリでもPCからのサウンドを高音質で配信できるというユニークな機材。もちろん音楽制作にもぴったりな仕様で、シンプルで使いやすい便利な機能をしっかり搭載し、最大24bit/192kHz対応、2in/2outのアナログ入出力に加えS/PDIF出力も装備。また専用のドライバソフトも用意されているので、これを使ってループバックなどを完璧にコントロールすることができます。価格も34,650円(税込)と、機能の割に価格が抑えられているのも魅力。そんなE2x2 OTGを実際試すことができたので、どんな製品になっているのか紹介していきましょう。

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使う人のことを考え設計されたE2x2 OTG

TOPPINGは中国・広州に本社があり、アメリカやヨーロッパでも人気の高いメーカー。そのTOPPINGの音楽制作向けブランド、TOPPING Professionalが開発したE2x2 OTGのカラーバリエーションは2種類、ブラックとホワイトが展開されています。

ブラックとホワイトの2色展開

実はアメリカやヨーロッパではマイク入力1つのE1x2 OTGから8in/8outを装備するE8x8 Preまで4種類のオーディオインターフェイスのラインナップがそろっていますが、現在日本でリリースされているのは、この2in/2outの機種のみで、今後の状況を見つつラインアップを増やすことを検討しているとのこと。

E2x2 OTGはフロントにインプット類、リアにアウトプット類の端子が装備されている、標準的なオーディオインターフェイスとなっているのですが、冒頭にも書いたように3つのUSB Type-Cポートを搭載していたり、ヘッドホンアウトの出力をブーストさせるGAINというボタンなど、現代の音楽制作において、便利な機能が多数搭載されています。

フロントの左側には、コンボジャックが2基搭載されており、それぞれのチャンネルにMON、48V、INSTというボタンが装備されています。MONボタンを押すとダイレクトモニタリングが有効になり、48Vボタンはコンデンサマイク用のファンタム電源スイッチ、INSTはギターなどを接続する際などに使います。ちなみにここに搭載されているマイクプリアンプは、TOPPINGが自社開発したウルトラリニア・マイクプリアンプ・モジュールというものになっており、等価入力ノイズが-130.5dBuと非常に低くいのもポイント。ダイナミックマイクなど感度が低いマイクを使う場合に、ゲインのツマミを上げる必要がありますが、その際にノイズが小さいというわけですね。

コンボジャックが2基搭載されている

音質とは、また若干違う話にはなってきますが、TOPPING製品は、Audio Precision社のオーディオアナライザAPx555・APx555Bを使用した、高水準のオーディオ測定基準を設けており、すでに海外では発売されてきたE2x2 OTGが既存ユーザーからの数値の評判が高いのは確か。「スペックがよくても、音がよくないと…」という意見はあるとは思いますが、少なくともE2x2 OTGは十分なスペックは持ち合わせていますね。

さて、右側には小さなツマミと大きなツマミが合わせて3つ搭載されています。大きなツマミはリアのLINE OUTとAUX OUTのレベルをコントロールすることができ、INPUT/PLAY BACKと書かれているツマミはモニターミックスノブとなっています。モニターミックスノブは、左に回しきればMONボタンを点灯させた音だけを再生することができ、右に回しきればPCの再生音だけが聴こえるようになります。こちらはMONボタンをオンにしたものが適応されますが、SteinbergのURシリーズに搭載されているものとほぼ同じですね。

モニターミックスノブも装備

そして、ヘッドホンボリュームノブがあり、ヘッドホン端子の左側にはGAINボタンが搭載されています。これは、オフだとローゲイン、オンにするとハイゲイン出力になるというもの。この2段階のGAIN調整機能がオーディオインターフェイスに搭載されているのは、かなり珍しいですよね。もともとヘッドホンアンプを開発しているメーカーならではの機能となっており、最大600Ωのスタジオ向けのモニターヘッドホンでも十分な音量で鳴らすことが可能となっているのです。

GAINボタンを押すと+17dBuすることができる

そして、中央にはインプットとアウトプットのメーターが搭載されています。意外とハードウェア側にレベルメーカーが付いていると便利ですよね。インプットのゲイン調整を行うときにも助かりますし、DAWに音が録音できないけど、ここのインプットのレベルメーターが振れていれば、PC側の設定に間違いがあると気付けたりなど、トラブルが起きた際も対処しやすいですね。

視認性のよいメーターが搭載されている

3つのUSB Type-Cポートを搭載している

続いてリアパネルを見ていきましょう。E2x2 OTGには、モニタースピーカーに接続しやすい6.35mm TRSバランス端子が搭載されていて、その左には3.5mmのステレオ出力も装備されています。それぞれを別でレベル調整したり、別のソースを出力することはできないのですが、いろいろなことに使うことができますよね。またその隣には、OPTICAL OUTも搭載されています。なおヘッドホン出力、TRS、AUXに送るソースをそれぞれ選ぶことはできませんが、ミュートを切り替えることは可能となっています。

6.35mm TRSバランス端子、3.5mmステレオ出力にも対応

このサイズのオーディオインターフェイスに搭載されているには珍しい、電源スイッチも左側に搭載されています。

電源スイッチも搭載している

そして、3つのUSB Type-Cポートですね。それぞれPOWER、USB-C、OTGと書かれていますが、これの通りでPOWERは電源専用、USB-CはPCとの接続、OTGはスマホを接続できます。PCで使う際はバスパワーで駆動させることができますが、スマホだけと接続する際は、POWERポートにDC5V電源を接続する必要があります。PCとスマホの組み合わせであれば、電源供給が十分な場合はバスパワーで駆動しますよ。

電源、PC、スマホを接続することができる

これを使えば、PCで作った音をスマホに送ったり、逆にスマホで鳴らしている音をPCに送ることができるようになります。それを制御するのが、TOPPING Professional Control Centerというソフト。

自由自在にルーティングできるミキサーソフトTOPPING Professional Control Center

TOPPING Professional Control Centerを起動させると、左上にインプットセクション、右上にミキサーセクション、左下にループバックセクション、右下にアウトプットセクションが搭載されていることが確認できます。インプットセクションを見てみると分かるように、E2x2 OTG本体のボタンを押した状況が反映されていたり、ツマミを回した情報も反映されるようになっています。

TOPPING Professional Control Centerを使ってルーティングを自由自在に設定できる

スマホを接続すると、インプットの3つ目のチャンネルとミキサーの2つ目のチャンネルがDisconnectedからMobile INに切り替わります。実際にスマホで音を再生してみるとチャンネルのレベルメータが触れることを確認することができます。

スマホを繋ぐとMobile INに切り替わる

こういったミキサーに慣れていないと、少し複雑に見えるかもしれませんが、実際に使ってみると結構シンプルなので、簡単に使いこなせると思いますよ。たとえば、スマホにPCの音を送りたい場合、右下にあるアウトプットセクションのMobile OUTを見ます。そこにプルダウンメニューがあるので、その中からスマホに送りたいチャンネルを選択します。インプットに接続したマイクやギターを送ることもできますし、PCの出力先をPlayback1/2にしておいてMobile OUTでPlayback1/2を選択するとPCの音をスマホに送ることができますし、Mix Aを通した音を送ることも可能。

あらゆる信号を好きなところに送ることができる

ちなみに、DAWを起動してE2x2 OTGの入出力を確認してみると、インプットはE2x2 OTG本体にマイクやギターを接続したときに使うAnalogue 1と2、そしてスマホなどからの入力に使うMobile1と2、そしてループバックのチャンネルが6つという構成になっています。

インプットは、Analogue 1と2、Mobile1と2、ループバックのチャンネルを6ch分使える

出力はPlay Back 1〜8という形ですね。内部ルーティングが結構自由自在に行えるので、ゲームをしながら、通話アプリを立ち上げて、さらにSEを鳴らして、みたいなことをそれぞれミキサーでボリュームのバランスを取りながら、しかもスマホに音を送るみたいなこともできるわけですね。

アウトプットは、Play Back 1〜8まで使うことができる

ちなみに、E2x2 OTGの付属品は、USB A to C ケーブル、USB C to C ケーブル、6.35mm to 3.5mmアダプタとなっています。

USB A to C ケーブル、USB C to C ケーブル、6.35mm to 3.5mmアダプタが付属している
付属品

以上、E2x2 OTGの紹介でしたが、実はE2x2 OTGのリリースと同時に同社のコンデンサマイクCL101も国内販売スタートしたので、これについても簡単に紹介していきましょう。

コンデンサマイクCL101の国内販売もスタート

CL101は、こちらもブラックとホワイトの2色で展開されている、コンデンサマイク。価格は29,700円(税込)。単一指向性固定で、FULL金メッキ加工を施した34mmの大型カプセルを搭載しています。小型サイズとなっていますが、重量は405gで持ってみると、ずっしりとした重さを感じます。ショックマウントに加え、キャリーケースとポップフィルタも付属しているので、マイクケーブルさえあれば、追加でホルダーなどを準備しなくてもレコーディングを開始することができます。

CL101は、ブラックとホワイトの2色展開

周波数特性は20〜20000Hz。傾向的には、落ち着きのある暖かみを感じるサウンドとなっており、低音から高音域まできれいに収音することが可能。派手なサウンドではないので、楽器でもボーカルでもどんなソースにも合いそうでした。ダイナミックレンジは136dB、最大140dBSPLまで対応できるので、スネアやドラムのキックに立ててもきれいに収録することができると思います。シンプルで十分なコンデンサマイクとなっていますね。

付属品も充実している

以上、TOPPING ProfessionalのE2x2 OTGとCL101でした。E2x2 OTGは、後発のメーカーならではの機能が搭載されているオーディオインターフェイスでしたね。出先用や配信用として使うサブ機としても、かなり活躍する機材だと思います。ぜひチェックしてみてはいかがしょうか?

【関連情報】
E2x2 OTG製品情報
CL101製品情報

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