AI搭載の初心者向けDAWの新製品、Music Maker 2025 Premiumが登場。9月22日まで4,980円で

ドイツMAGIXが開発するエントリーユーザー向けのDAWの定番、Music Makerの新バージョン、Music Maker 2025 Premiumがソースネクストからダウンロード価格9,900円(税込)で発売されました。30年以上の長い歴史を持つソフトで通算で数えるとVersion 33となる製品でもあります。近年はAIエンジン部分の性能向上に力を入れていて、初めてのユーザー、音楽的な知識がないユーザーでも簡単に曲作りができるというのが大きな特徴で、ほかのDAWにはないユニークな機能としておおくの注目を集めてきました。

今回発表されたMusic Maker 2025 Premiumも、そのAIを使った自動作曲機能を全面に打ち出しています。実際、曲のジャンルやスタイルを選択した上で「曲を作成」というボタンを押せば、即、新しい曲が出来上がってしまうのは圧巻です。その一方で、この新バージョンではエフェクト部分の機能を大幅に刷新しているのも大きな特徴となっています。じれは単に種類を増やすというだけではなく、初心者でもより分かりやすく使いやすくしているのがポイントとなっています。そのMusic Maker 2025 Premium、通常価格は9,800円なのですが、記事最後のところにあるクーポンを利用することで9月22日まで4,980円で入手可能です。実際どんなDAWなのか紹介していきましょう。

Music Makerの新バージョン、Music Maker 2025 Premiumが誕生

初心者でも絶対に挫折しない、Windows専用のDAW

初心者がDTMをはじめようとソフトやハードを揃えたけれど、使い方が難しくて挫折した、という話はよく耳にします。確かに昨今のDAWは機能が豊富になりすぎて、初めてのユーザーが使おうとしても、どこから手をつけていいかも分からない……なんてことになりがちなのは事実です。

初心者にとっても非常にわかりやすいDAWとなっている

また、最初に使う際にはさまざまな設定が必要で、音を出すことすらできない……なんてことにもなりがちではあります。そうした中、このMusic Makerはまったく初めての人でも、インストールして起動後すぐにAIの力を借りて曲作りを体験できるという画期的なソフトであり、まさに初心者でも絶対に挫折しないDAWなのです。

もちろん、オモチャのようなソフトというわけではなく、ここには膨大な機能が搭載されており、掘り下げていけば驚くほど多くの音楽制作機能が詰め込まれたソフトでもあります。

ただ最初に断っておくと、そんな画期的なソフトではあるけれど、Music Makerは昔からWindows専用のソフトであって、Mac用はありません。位置づけ的にはMacにおける初心者向けDTM入門ソフトであるGaragebandのようなジャンルのソフトだというと、分かりやすいかもしれません。

3ステップ、10秒でオリジナル曲が作れるAI自動作曲機能

では、そのAIによる自動作曲機能がどんなものなのかを紹介してみましょう。これは言葉で初回するよりもビデオを見てもらうのが一番簡単だと思います。実際Music Maker 2025 Premiumを使って、自動作曲をしてみたので、以下のビデオをご覧ください。

お分かりいただけたでしょうか?あらかじめ準備として、Music Makerの画面一番上に並ぶツールバーの中から音符マークのアイコンであるSong Makerをクリックし、画面下側にSong Maker AIを立ち上げておきます。

ツールバーからSong Maker AIボタンを押してSong Maker AIを起動する

この状態でまず左側の「テンプレートを選択」というところでジャンルを一つ選択しておきます。大きくはPop、Electronic、Dance、Easy Listineng、Rock……などあり、その中に小ジャンルとしてChart hits、80s、Ambient、Glitch Hop……などなど並んでいます。よくわからなければ適当なものを選んでもOKです。

ジャンルを選び、サウンドプールを選択した後、「曲を作成」ボタンをクリックする

続いてその右にある「サウンドプールを選択」というところで、先ほど選んだジャンルに関する素材集=サウンドプールを選択します。これも適当なものでOKです(Music Maker本体インストール後、無料入手できるサウンドプールを追加ダウロードすることで、ライブラリを増やしていくことが可能で、作れる曲のバリエーションを増やすことができるようになります)。

これで準備は完了。最後に「曲を作成」ボタンを押すと、10秒程度で画面上部にはオーディオ波形がバラバラと張り込まれていき、曲は完成。再生ボタンを押すと、すぐにその出来上がった曲を演奏することができるのです。

これだけで10秒ほどで曲が完成する

でも、一発で気に入る曲になるとは限りません。その場合、再度「曲を作成」ボタンをクリックすると、新しい曲に作り替えられるので、気に入るまでこれを繰り返して見るのも手。ただ、同じサウンドプールを使っている限り、作られる曲は似た傾向にはなるので、サウンドプールを変更したり、テンプレートを変更することで、もっと違う曲を作っていくことが可能になります。

オーディオもMIDIも、DAWとしての機能を一通り備えた統合ソフト

そんなAI自動作曲機能は、数あるDAWの中でMusic Makerのみが持つ、非常にユニークな機能ではありますが、これはMusic Makerが持つ機能のほんの一部にすぎません。

このMusic MakerもほかのDAWと同様の機能を一通り何でも備えた統合的な音楽制作ソフトとなっているのです。

具体的にいうとボーカルのレコーディングやギターやベースなど、実際の楽器を演奏した音をオーディオインターフェイスを介してレコーディングしていくことができるし、MIDIを用いたいわゆる打ち込みももちろん可能です。その際、USB-MIDIキーボードがあれば、それを弾いたものをリアルタイムにそのままレコーディングすることも可能だし、ピアノロール画面などを用いて、1音1音マウスで入力していくことも可能です。

もちろんMIDIでの打ち込み機能なども充実している

その際、プラグインのソフトシンセ、ソフトウェア音源が数多く用意されているので、シンセサイザサウンドはもちろん、ピアノでもドラムでもギター、ベース……思いつく楽器の音は何でもこのMusic Maker標準の音源で鳴らすことができます。

さまざまなインストゥルメントを利用することが可能

一方で、エフェクト機能、ミックス機能なども充実しています。これもプラグインを用いて自由自在い音作りをしていくことができるし、マスタリングにおいてはやはりAIによってかっこいいサウンドに仕立てていくといった機能も搭載されています。

こうした機能を用いてゼロから曲を作り上げていくこともできるし、まずは前述のAI自動作曲機能で曲の構成を作ったうえで、それを元にしてアレンジしていくなど、さまざまな利用が可能になっています。

打ち込みの基本の基本から簡単に入っていける楽しさ

あまりにも膨大な機能があるので、すべての機能を紹介していくとキリがないのですが、初心者向けの打ち込み機能として、便利で分かりやすいものを1つ紹介してみましょう。それがBeatboxというドラムの打ち込み機能です。

四角いマスをクリックしていくことでリズムが作れるBeatbox

このBeatbox、非常に優れているので、他のDAWもMusic Makerを参考に同様の機能を搭載していけばいいのに……なんて思うもので、おそらくプロの作曲家でも、これは便利だ、と感じるもの。

そう、カラフルなマスが並んでいますが、ここをクリックしていくことで、簡単に1小節分のドラムパターンを作ることが可能になっています。それをこのBeatbox自体でオーディオループに変換することが可能で、ドラッグ&ドロップで上のトラックに持っていけば、いま作ったドラムパータンを鳴らすことができるのです。

リズムを作ったらトラックへドラッグ&ドロップで持っていくことができる

つまり、先ほどのAI自動作曲でできあがった曲のドラム部分をちょっと変えたいないと思ったら、これを使って自分でドラムパターンを作って、トラックを差し替えれば簡単に自分の思い通りのリズムに変えていくことができるのです。

エフェクトラックが刷新され、より使いやすくなった

さて、今回のMusik Maker 2025 Premiumへのバージョンアップでも、いろいろな機能が追加されたり刷新されたりしていますが、使い勝手の面で大きく変わったのがエフェクトラックが新設されたという点です。

新たに登場したエフェクトラック。ここにエフェクトを並べて管理することができる

各トラックにあるFXというボタンをクリックすると、画面下にエフェクトラックというものが現れます。これは画面下から切り離して、単独のウィンドウの形にすることもできるのですが、ここでMusic Makerの標準搭載エフェクトまたはプラグインを組み込んで並べていくことができるのです。見た感じでいうと、Ableton Liveとそっくりな感じですね。

MAGIXの標準ではないエフェクトの場合、「プラグインを開く」ボタンを押してエディットする

標準で付属のエフェクトは、ここにピッタリ収まる形で表示されるのですが、他社のエフェクトだとそうもいきません。そこで、他社エフェクトの場合は中央に「プラグインを開く」と書かれたボタンが表示されるブロックが並ぶ形になります。

また、このエフェクトラックはトラック用だけでなく、各クリップなどにのみかけるオブジェクト用としても使える形になっています。この辺は、非常にわかりやすくキレイなUIになった印象です。

拡張性・互換性も抜群、Ozone 11 ElementsとHybrid Keysだけでも十分元が取れる

そんなMusic Maker 2025 Premiumは、非常に拡張性に優れているのも大きな特徴となっています。先ほども少し触れましたが、標準でインストールした時点では、コア部分だけがインストールされた形となっており、ここに加えて、サウンドプールさらにはサンプルパック、そして音源=インストゥルメント、エフェクトを右側のストアからインストールできる形になっているのです。

ストアを利用してサウンドプールやインストゥルメントなどを追加していく

それぞれ有料での追加となってはいるのですが、サウンドプールについては好きなものを3つ、さらに多くの音素材を収録した音素材集であるサウンドプール・コレクションから1つを無料で取得できるクーポンが付属しているので、これを利用して入手することが可能になっています。

またこれまでMusic Makerシリーズを購入した方であれば、以前のMusic Makerで入手したサウンドプール、サウンドプール・コレクション、サウンドパック、またインストゥルメント、エフェクトはそのまま引き継がれるので、それらをそのまま使うことも可能です。

標準でNative InstrumentsのHybrid KeysやiZotopeのOzone 11 Elementsが付属している

また、iZotope Ozone 11 Elemnets、そしてNative Instrumentsの鍵盤系シンセ音源のHybrid Keysも入手可能。通常価格でいうと、Ozone 11 Elementsが8,200円、Hybrid Keysが7,600円なので、これらだけでも十分元が取れる内容となっています。

9月13~9月22日まで4,980円の特別販売実施中

そんな豊富な内容を持つMusic Maker 2025 Premiumが標準価格で9,900円というのも安すぎだと思いますが、それが現在4,980円という激安価格で入手可能となっています。この価格なので、AI自動作曲機能を試すだけに使ってもいいし、このMusic Maker 2025 Premiumに標準搭載されているサウンドプール、サンプル素材を利用するだけのために買っても損はないと思います。

これを4,980円で入手するには以下のクーポンをご利用ください。

DTMステーション特別割引情報
クーポンコード: DTM-202409
割引後価格:9,900円→4,980円 (4,920円OFF)
有効期限 : 2024年9月13日(金)~9月22日(日)まで
利用方法 : 以下のページから商品をカートに入れた後に、クーポンコードを入力してください。「ご注文の確認に進む」を押したタイミングで割引が反映されます。

※コンビニ後払いを選択した場合は110円の手数料がかかります。
販売ページ : ソースネクストMusic Maker 2025 Premium

【関連情報】
Music Maker 2025 Premium製品情報

【価格チェック&購入】
◎ソースネクスト ⇒ Music Maker 2025 Premium

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