Universal AudioのチューブマイクプリプラグインCentury Tube Channel Strip(通常28,650円)が無料配布中!9月15日まで

8月15日から9月15日まで、Universal AudioCentury Tube Channel Stripが無料配布中です。通常価格28,650円のCentury Tube Channel Stripは、チューブマイクプリ、EQ、OPTOコンプを搭載したチャンネルストリップ型のプラグイン。すべてのソースに高級感のあるキャラクタとカラーを加えることが可能で、特にボーカルにチューブ
マイクのカラーを加えることができます。ロー/ハイゲインスイッチを使用して、ローではモダンなコンデンサーマイクに、ハイではダイナミックマイク/リボンマイクに適したサウンドを得ることが可能。

また音楽的に設計された3バンドEQは、ボーカルのディティールを引き出すためにブーストしたり、オーバードライブサウンドのエレキギターにパンチを与えたり、アコースティックギターに魅力に演出することができます。クラシカルなOPTOコンプでは、1つのノブでコンプレッションを行い、ダイナミクスのコントロールや味付けを行えるなど、汎用性の高いプラグインとなっています。そんな1つで幅広く活用できるチャンネルストリップが、国内においてはプラグインなどのダウンロード販売サイトとして知られるbeatcloud.jpから入手可能になっているので、誰でも気軽に入手して使うことが可能。さらに1つでもUniversal Audioプラグインを持っておけば、今後お得なUniversal Audioのクロスグレード版の購入にも使うことができるので、絶対にゲットしておきたいところ。さて実際Century Tube Channel Stripがどんなものなのか、試してみたので紹介していきましょう。

※2024.9.17追記
無料配布期間が2週間延長され2024年9月30日までとなりました。もらい損ねたという方、まだ間に合うので、ぜひ入手しておきてください。

9月15日まで、Universal AudioのCentury Tube Channel Stripが無料配布中

Universal Audioとは?

ご存知の方も多いと思いますが、Universal Audioはアメリカ・カリフォルニア州にある1958年創業の老舗のハードウェア・ソフトウェアメーカー。1176コンプレッサやLA-2Aといった世界中のプロスタジオの定番となっている機材を50年以上経った現在も生産を続けているメーカーでもある一方、DSPを使ったデジタル処理によるエフェクトの世界でもトップを走り続けています。

アメリカ・カリフォルニア州にあるUniversal Audio本社

近年ではCPUで動くプラグインのリリースも積極的に行っており、これまでApolloやUAD Acceleratorsを必須としてきたプラグインを普通のDTM環境でも使えるように解放するとともに、より手頃な価格で販売しています。詳しくは「プラグイン業界に激震! Universal Audioのプロ御用達UAD-2プラグインが、CPUベースでも動作し、超低価格に!」という記事をご覧ください。

汎用性の高いチャンネルストリッププラグインCentury Tube Channel Strip

さて、今回9月15日まで無料でゲットできるCentury Tube Channel Stripは、DSP環境でも、Mac、Windowsで普通に動作するネイティブプラグインでも動作し、MacではVST、AU、AAX、WindowsではVST3、AAXの各環境に対応しています。なので、ほぼすべての環境で使えるというわけです。Universal Audioのプラグインのほとんどが、1つのプラグインをゲットすれば、DSPで動くUAD-2とCPU環境で動作するネイティブ版のUADxのどちらもが使える仕組みになっています。なので、これをゲットしておけば、ゆくゆくApolloを導入した際に、ほぼゼロレイテンシーで、DAWにも負荷を掛けることなくCentury Tube Channel Stripを動作させることが可能。

汎用性の高い、ヴィンテージチューブプリアンプ搭載のチャンネルストリップCentury Tube Channel Strip

また、Universal AudioにはUNISONテクノロジーという技術が存在します。これは、Apollo内に立ち上げたプラグインがApolloのプリアンプと連動して、より高精度なシミュレーションをするというもの。単なるソフトウェアによるエミュレーションではなく、インピーダンスなど実機と同じ振る舞いをするので、まさに実機を通したかのような音になるのです。まずはネイティブ版を使って、次にDSP版、最後に実機と次々とステップアップすることができるのもUniversal Audioの魅力となっています。

とはいえ、Century Tube Channel Stripに関しては、なにかの実機をモデリングしたというものではなく、Universal Audioが長年の経験からユーザーが使いやすいモジュールを並べたというコンセプトの製品となっています。シンプルで使いやすく、汎用性が高いプラグインに仕上がっており、トラックの最初にインサートして音の方向性をコントロールしていくことが可能。

ヴィンテージチューブプリアンプのサウンドを得ることができるマイクプリアンプ

マイクプリは、ヴィンテージチューブプリアンプ系の設計となっており、温かみのある音を得ることができます。ソース、ジャンルを問わず、ナチュラルなトーンからサチュレートしたトーンまで、幅広いトーンを使い分けることが可能。特にボーカルに合ったサウンドとなっており、冒頭でも書いたようロー/ハイゲインスイッチを使用して、ローではモダンなコンデンサーマイクに、ハイではダイナミックマイク/リボンマイクに適したサウンドを得ることができます。ゲインコントロールの右側にあるOL(オーバーロード)LEDをわざと点灯させて、サウンドにカラーを付けるといった使い方も可能です。

温かみのあるサウンドを得られるヴィンテージチューブプリアンプ

またハイパスフィルタースイッチを搭載しており、これはカットオフフリーケンシー80Hzで、オクターブ/18dBのハイパスフィルターとなっています。ほかにも位相反転スイッチ、マイクインプット信号を–20dB減衰させるPad、MIC/LINEの切り替えスイッチを搭載しています。

LEVELを調整して、チューブプリアンプのアウトプットステージのゲインをコントロールすることができ、高いレベルではチューブ感のあるサウンドに、低いレベルではクリアなサウンドを作ることも可能。

使い勝手のいい3バンドEQ

HIGHは、10kHz固定のハイシェルフフィルターとなっており、-12.0〜+12.0 dBの間でブースト/カットすることができます。MIDは、FREQコントロールで中心周波数を300Hz〜7.2kHzの間で設定可能となっており、-12.0〜+12.0 dBの間でブースト/カットが可能。LOWは、110Hz固定のローシェルフフィルターとなっており、-12.0〜+12.0 dBの間でブースト/カットできます。下のIN、OUTでバイパスの切り替えを行うことも可能です。シンプルながらも、音の方向性を決めていくには十分な性能を秘めたEQモジュールとなっています。ボーカルのディティール、歪んだギターのパンチ感、アコギの綺羅びやかさなどをコントロールするのに最適ですよ。

どのソースにも合う3バンドEQを搭載

最適なコンプレッションをすばやく実現できるオーソドックスなオプティカルコンプレッサー

コンプには、クラシックな光学式レベラーを搭載しており、1つのノブですばやくダイナミクスのコントロールすることができます。右に回せば、コンプレッションされていき、そのリダクションの値はメーターから確認することができます。深く掛けてエフェクティブな使い方をしたり、ボリュームを揃えたり、元気さを加えたり、EQと同様にシンプルながらも使い勝手のいいコンプとなっています。そして最後アウトプットで、最終的な出音をコントロールします。

1バンドのオーソドックスなオプティカルコンプレッサー

beatcloud.jpから簡単に入手可能

Apolloを持っていれば掛け取りしてもいいし、DSP版やネイティブ版で動かすときにはとりあえずインサートして、音の方向性を決めていくことができるCentury Tube Channel Strip。ゲットするには、フックアップが運営するプラグインなどのダウンロード販売サイトであるbeatcloud.jpを通じて配布されているので、まずはここにアクセスします。

実際に入手するには、beatcloud.jpにログインする必要があるので、アカウントがない方は、サインイン画面の下にある「新規登録」をクリックしてアカウントを作成してください。

その後、以下のページにアクセスして、Century Tube Channel Strip[Free]をカートに入れます。

https://beatcloud.jp/product/2712

0円であることを確認の上、「カートに入れる」をクリックする

beatcloud.jpで0円で「お会計へ」と進み、「注文内容の確認」をクリック、さらに「注文を確定」をクリックして0円で注文を確定することで入手手続きが完了。

注文を確定させると、後ほどメールが届く

その後すぐにメールが届くので、そこにあるURLおよびライセンスシリアルキーなどを元にインストールを行っていきます。その際、Universal Audioのアカウントがない場合は、氏名、メールアドレス、パスワードなどを入力してアカウントを作成の上、メールにあるURLにアクセスして、シリアルキーを入力します。

Universal Audioサイトでシリアルキーを入力

ちなみに、プラグイン本体は、Universal AudioのインストールアプリであるUA Connectを使うので、以下のサイトから入手します。

https://www.uaudio.jp/downloads/ua-connect/

その後、このアプリを起動するとUAD Plug-Insの中にCentury Tube Channel Stripがリストに入っているので「REDEEM」をクリックの上インストールを行ってください。

REDEEMをクリックしたのち、インストールを行う

なお、1人1回までのゲットにしてくださいね。複数注文することは禁止。ルールを破ると、こういったプロモーションが減ってしまうので、みんなでルールを守って楽しくDTMライフを送りましょう。

UADプラグインサマーセールも実施中

また、8月28日までUADプラグインサマーセールも実施中です。数多くの製品がお得に展開されているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

8月28日までUADプラグインサマーセールも実施中

以上、Century Tube Channel Stripの概要とその入手方法を紹介しました。ここでCentury Tube Channel Stripをゲットしておけば、今後クロスグレード版を購入できるようになるし、それを抜きにしてもかなり汎用性の高いプラグインなので活躍すること間違いなし。プリセットも豊富に用意されているので、初心者の方でもかなり使いやすいですよ。ぜひ無料なのでとりあえずゲットしてみてはいかがでしょうか?

※2024.8.17 10:30追記
現在beatcloud.jp上で在庫切れになってしまっています。おそらく19日(月)には在庫が復活すると思いますが、現在問い合わせ中です。また新しい情報があればお知らせいたします。
※2024.8.17 13:00追記
beatcloud.jp担当者から返事があり、先週末よりUniversal Audio側に追加オーダーをかけており納品待ちとのこと。アメリカ時間を考えると、在庫補充されるのは早くて20日(火)の朝になる情勢です。
※2024.8.25追記
20日にいったん復帰したのですが、システムトラブルがあったようで、その後、在庫切れの状態に戻され、そのまままだ復帰していません。原因を追究中とのことですが、まだ解決に至っていない模様です。状況が変わり次第お知らせいたします。
※2024.8.28追記
システムトラブルがだいぶ続いていたようですが、本日無事復帰したようです。

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