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DTMでギターやベースはどう接続してレコーディングすればいいのか?

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PC(WindowsでもMacでも)やiPad/iPhoneでDTMをする上で、エレキギターやベースはどうやって接続して、どうレコーディングすればいいのでしょうか?これはDTMに限らず、すべてのレコーディングに共通する話であり、レコーディングの基本部分ではあるのですが、案外しっかり理解できていない人も多いようです。

ライン入力に接続するのかギター専用でなくてはいけないのかベースの場合はどうするかアンプシミュレータは必須なのかギターアンプシミュレータにベースを突っ込んでも大丈夫なのか……、いろいろ要素がいっぱいあって、DTM初心者の場合、混乱してしまいそうです。先日Twitterで読者の方から質問があって、やり取りをしていたのですが、次から次へと疑問が出てきてしまい、ちょっと収拾が付かない状況になってしまいました。そこで、今回はその基本部分について少しまとめてみたいと思います。
ギターやベースはどこに接続すればいいの?


まず、ギターやベースをレコーディングする場合、原則はエフェクトさらにギターアンプやベースアンプを通し、そのスピーカーから出てきた音をマイクで拾って録音することです。そう、シンセサイザキーボードなどは完成された音が楽器本体から出てきますが、ギターやベースの場合、「エフェクト、アンプを含めた構成ではじめて1つの楽器になる」と考えたほうがいいでしょう。さらにいえば、そのアンプのスピーカーから出てくる音をどのマイクでどの位置から拾うかでもかなり音の雰囲気も違ってきますから、マイクまで含めて1つの楽器と考えてもいいかもしれません。
原則はアンプから出した音をマイクで拾うということ 写真はFender ’68 Custom Deluxe Reverb

とはいえ、それはあくまでも原則の話。そんないっぱいの機材を使ったり、アンプでの大音量を出さずに、いい音でレコーディングできるのがDTMの最大のメリットでもあるので、ここでは、その方法を考えていきましょう。この場合、まず話を2つに分けて考えたほうがいいでしょう。ひとつは接続の話、もうひとつはエフェクトやアンプシミュレータについてです。
まず最初に重要になるのが接続です。ギターやベースの出力をそのままPCやiPadなどのライン入力、マイク入力に接続すると、音が痩せてしまったり割れてしまったりレベルがあまりにも小さかったり……といろいろ問題がでてきます。これはインピーダンス(交流における電気的抵抗)と音量レベルが合っていないことで生じる問題です。

私、一応その昔、電気工学科の大学を卒業しているものの、インピーダンスはいまだによく理解できていないくらいですから(って頭が悪いだけなのかも…)、あまり難しく考えなくても大丈夫です。「ロー出し/ハイ受け」という原則があるので、それだけを覚えておいてください。そう、音を出す側(この場合はギターやベース)と音を受ける側(PCやiPadまたはオーディオインターフェイス)のインピーダンスが合う(インピーダンス・マッチングといいいます)のが基本ですが、ピッタリでなくてもローで出し、ハイで受ければいい、と。では何がローで、何がハイなのか。

ほとんどのものはみんなローですが、ギターとベースだけはハイ・インピーダンスなんです。インピーダンスのことを電気記号で「Z」と書くのでハイ・インピーダンスのことを「Hi-Z」と表記したりするんですよね。したがって、ギターやベースを普通のライン入力に接続するのはNGです。まあ、こう接続したから機材が壊れるという心配はありませんが、インピーダンスが合っていないので、いい音で録ることができないんです。

またライン入力の場合、通常ステレオですから、その意味でもNGですよね。またモノラル入力だからといってギターやベースをマイク入力に突っ込むのもNG。インピーダンスも違うし、マイク入力では内蔵されているマイクアンプが音量をドカンと上げるため、思い切り音が割れてしまう可能性があるんです。
マイク入力端子用にインピーダンス変換するiRig

そのため、直接突っ込むにはオーディオインターフェイスを使い、Hi-Z対応の端子に接続する必要があります。iPad/iPhone用には、そのマイク入力にギターやベースを直接接続できるようにインピーダンス変換を行う装置としてIK MultimediaのiRigTASCAMのiXZといった機材があるので、これらを利用するのも手ですね。ちなみに、Line 6のMobile InはHi-Z入力とライン入力の2つを備えたデジタル接続のオーディオインターフェイスとなっています。

TASCAMのiXZもインピーダンス変換装置
WindowsやMacの場合はやはりHi-Z入力端子を装備したオーディオインターフェイスを用意する必要があります。ただし、ダイレクトボックス[追記]DIともいいます。なぜダイレクトボックスなのにDBじゃなくてDIかというと、正しくはDirect Injection Box[直接Hi-Zの信号を注入する箱]の略だからです)というものを使うことでギターやベースの信号をライン信号に変換する、つまりローインピーダンスの出力にするとともに、音量レベルをラインに合わせる装置があるので、これがあれば、オーディオインターフェイスは通常のライン入力だけに対応したものでもOKということになります。また、わざわざダイレクトボックスなどを用意しなくても、エフェクトを介せば、ラインレベルの信号に変換されるので、それで大丈夫ですね。

このように接続が無事にできたら、あとはソフト側。そう本来アンプを通さなくてはいけないところ、それを行っていないのですから、アンプシミュレータを利用して、ギターアンプ、ベースアンプを通した音に変換する必要がありますね。
IK MultimediaのAmpliTube 3
最近のDAWには、アンプシミュレータ機能を搭載しているものも多いので、これらを使えばいいですし、AmpliTubeGuitarRigなどの専用ツールを活用するのもいいですよね。

Native InstrumentsのGuitar Rig 5 Pro

iPad/iPhone用の場合も、AmpliTube、Mobile PODなどさまざまなアプリが出ています。ただ、多くのアプリはアンプシミュレータの単機能であり、レコーディングすることはできません。その場合はGarageBandのようにさまざまな機能を持ったDAWを使う必要がでてきます。

なお、ここで問題となるのがギターアンプシミュレータなのか、ベースアンプシミュレータなのか、という点。やはりギターにはギターアンプシミュレータ、ベースにはベースアンプシミュレータを使わないとちゃんとした音になってくれません。実物のアンプのように、「ギターアンプで思い切りベースを鳴らしたら壊れた」なんていう心配はいらないものの、いい音は出てくれないので、この点は注意が必要ですね。場合によっては、Line 6のBass POD xtやBehringerのBASS V-AMPのような機材を通した上でレコーディングするのが手っ取り早いかもしれません。

【追記】
この記事で前提としたのは、通常のパッシブタイプのピックアップを搭載したギターやベースを使った場合です。電源を必要とするアクティブピックアップを搭載したギターやベースの場合、出力はラインレベルのものとなるので、Hi-Zに入れる必要はなく、ライン入力でOKとなります。 

コメント

  1. T.T9 より:

    始めまして。
    プロのシンガーソングライター目指して活動しているものです。
    楽しく感心しつつ読ませていただきました。
    質問なのですがお答えいただけると嬉しいです!!
    まず、僕はiPhone4S.iPad2 ギター(fender ST) ベース(fender) Dr ギターアンプ(Super-Sonic)、キーボードを持っており、MTRを使ってRECしております。
    ここや色んな所を見て、デモを作るのに、簡単に録れたらと思いgarageBandとampliTubeを購入致しました。
    ここで疑問が生まれたのですが、ギターの音を録るにあたり、ampliTubeの音(super-sonic)をGarageBandで録音することは可能でしょうか?(Ex…GarageBand上でAnpliTubeを使う。 iPhone4Sで鳴らして変換プラグ及びiRigなどを通してgarageBandで録る等)
    PCならAUなどの方法があるようなので、どうにかiPadの方でも出来ないかと本気で悩んでおります。。。
    ご教授頂けますと嬉しいです。
    どうぞよろしくお願いいたします。

  2. 藤本健 より:

    T.T9さん
    こんにちは。その辺が現在のiPhone/iPadの限界点だと思います。
    やはりiPhoneやiPadは本気でレコーディングするため機器ではなく、「エフェクタとして遊べる」、「簡単に録音だってできちゃう」というコンセプトであって、「複雑にアレとコレをつないで、こう加工して…」ということができるものではないと思います。本気でやるならPCでとすみわけされているのではないでしょうか?
    もしどうしてもであれば、iPhoneでAmpliTubeを動かしてエフェクトをかけ、その出力をiPadに入れて録音するという流れになるのではないでしょうか?2つの機材を通すとやはりレイテンシーも目立ってくるので限界はあると思いますが…。

  3. T.T9 より:

    ご回答ありがとうございます。
    ですよねぇ。。。
    うーん。。。
    取り敢えずやって見てダメそうなら諦めます(笑)
    このたびはありがとうございました♪

  4. なるるぅ より:

    iPadのGarageBandでシミュレーター通さずに録っておいて、
    iPhoneのAnpliTubeにiPadから流して再度、iPadに接続して録音って
    あとからかける手もありますが、やっぱり2台必要になっちゃいますね。

  5. ベースist より:

    アクティブピックアップェ……

  6. 藤本健 より:

    なるるぅさん
    そうですね、iPad/iPhoneはやはりPCと比較すると非力ですから…
    2台組み合わせるのが本当に効率的なのかというと、ちょっと疑問もでてきますが、やるならそうするしかないんじゃないでしょうか。
    ベースistさん
    そう、おっしゃるとおりアクティブピックアップ搭載したギターやベースなら、そもそもライン出力ができるんで、ここでの話は関係ないということになってしまいますよね。どこかにその話を入れておいたほうがよかったかもしれません。あとでどこかに追記しておきます。

  7. やすとし より:

    >わざわざダイレクトボックスなどを用意しなくても、エフェクトを介せば、ラインレベルの信号に変換される
    最近のエフェクタ(ストンプボックス)の事情は知りませんが、楽器アンプで受けることが前提なので、出力レベルはピックアップコイルとトントンか、(セッティングによっては)ちょい大きい程度だと思いますよ。でないと楽器アンプの初段でサチっちゃう。「ラインレベルの信号」は言い過ぎじゃないのかな。
    「ラインと同等の出力インピーダンス」なら、正しく意味が通る。
    「ラインレベルの信号」とは、普通に読むなら「交流電圧値」ですよ。

  8. 藤本健 より:

    確かにおっしゃるとおりですね。あとで少し修正してみます。ありがとうございました。

  9. T.T9 より:

    iRigが壊れたので、やはり高音質で録れるDock接続式のを買おうかと思うのですが、ALESISのiODockがやはりBESTですよね?
    他に何か良いものがありますでしょうか?
    やはり出来れば安価なのがあればなとは思います(笑)
    apogeeから出ているJAMはどうなのでしょうか?
    お教え頂けると嬉しいです。

  10. T.T9 より:

    連投すみません…
    今思いついたのですが、やはりiPad2.iPhone4S.PCで使うならLine6のMobile INが最も音質、使いやすさの点でBESTなのでしょうか?

  11. 藤本健 より:

    T.T9さん
    こんにちは。iRig壊れちゃったんですか?
    参考までにどんな壊れ方だったのかを教えてもらえませんか?
    Alesis iO Dockがいいのか、Line6 Mobile Inがいいのか、それともほかの機材がいいのかについては、用途によりけりでしょう。コンパクトで安いギターレコーディング用で高音質という意味ではMobile Inがいいと思いますが、出力がメインであったり、コンデンサマイク接続したいということならiO Dockや先日TASCAMが発表したiU2も良さそうです(まだ触っていないので、よくわかりませんが)。
    まずは、目的をハッキリさせる必要がありそうですよ。

  12. T.T9 より:

    恐らくiPadに接続するところの線が断線してしまったのだと思います。
    今日いろいろ楽器屋に行って見たのですが、どこもMobile in売り切れてました。。。
    残念すぎますが、流石に1月は待てないので、明日にでも別のを買おうかと思っています。
    オークションでは、定価以上で売ろうとしている人もいるようですし、今広島にいるので、他には手に入れる事はできなきそうなので残念です(T ^ T)

  13. 藤本健 より:

    ありがとうございます。
    確かに、断線は使っていると起きそうですよね。
    MobileIn、かなり品不足のようですね。そろそろ解消するという話を聞いていたのですが、まだですか…。

  14. T.T9 より:

    やはり米国から直で買うしかないのでしょうか?
    最近質問が多くてすみません(T ^ T)
    まだまだ未熟者なもので。。。

  15. 藤本健 より:

    世界的に品薄とのことですから、下手に海外にお金支払って、モノが来ないとトラブルので、やめたほうがいいような気もします。

  16. T.T9 より:

    PCとの連携やいろいろ出来そうということも考えてIODOCKを考え始めました。
    大きさのみが悩みなんですが(笑)
    いろいろご教授いただきましてありがとうございました!

  17. るうこ より:

    初めまして。
    興味深く読ませて頂き、しかし探しても探しても私の疑問の答えが出ないのでご教授頂けないでしょうか。
    iPad2とapogee jam、ガレージバンドを購入して、簡単なデモを作りたいと思っています。
    ドラムはループを使い、ギターを使って、ガレージバンドのギターアンプでギターは録れるのですが、ギターを使ってベースを録音したいのです。いわゆるMTRでしたら、ベースアンプがシュミレートされているので、ギターを繋いでベースアンプで録音する事が可能ですが(Mac版のガレージバンドでも可能ですよね)、iPad版のガレージバンドにベースアンプはないですよね?
    ギターを使ってベースの音を録音する事は出来ないのでしょうか?
    とんでもない横やりの質問でごめんなさい。
    すごーく困っています。
    ご教授頂けたら嬉しいです。

  18. 藤本健 より:

    こんにちは。ギターを使ってベースの録音というのは、オクターバーで1オクターブさげて、その後ベースアンプシミュレータを使うという感じでしょうか?そのままベースアンプに突っ込んでもベースの音にはならないですからね。DAWであれば、いろいろなワザは使えますが、やはり基本的に単機能なiPad版GarageBandでは限界があると思います。いまのところ、外部にエフェクトなどを接続するしか方法はないのではないかな、と。

  19. るうこ より:

    なるほど。やはりそうなのですね。
    ギタリストであれば簡単なベースラインは自分で弾いた方が楽ですし、ガレージバンドは完全なる遊びで使う訳ではないので、スマートベースなんかで手弾き?でフレーズをいれるのはやはり勝手が違いますし。
    ドラムは、ドラムセットがないのでループでも我慢出来ますけど、ベースくらいは楽器で弾いて入れたかったのですが、無理のようですね。残念です。
    Mac版と違ってハードディスクレコーダーライクな使い方が出来る、という記事もあったので期待しすぎたかもです。
    それと、ループにドラムフィルを入れたりするのは一体どうやってやるのでしょう?
    あくまでハードディスクレコーダーのような使い方から考えるとわからないことだらけです。( ̄▽ ̄;)
    ご丁寧にありがとうございました。

  20. 藤本健 より:

    るうこさん
    そうですね、iPadにあまり過剰な期待は禁物だと思いますよ。
    逆に、こんな小さいオモチャみたいな機材なのに、こんなことができるのか……というくらいの感覚で接しないと…。
    GarageBandの場合は8トラックの単なるMTRとしてみれば16bit/44.1kHzだけど十分な性能を持っていると思います。エフェクトもそこそこ入っていますが、拡張性はないので、ギターをベース化するといったことは難しそうです。
    ループにドラムフィルを入れるとなると、別トラックにフィルを作成する必要があります。この場合、画面にドラムを表示させて、指でたたくのが一番手っ取り早いと思いますよ。

  21. Logic pro9+Line6 UX2+Digitech GNX3000 より:

    こんにちは。
    藤本様のサイトはとても分かりやすく、参考にさせていただいております。ありがとうございます。
    私、演奏家として生業を立てておりますが、最近DAWを初めまして分からない事ばかりです。
    現在は、ギターの録音に悪戦苦闘しております。と言いますのも、UX2を通してギターを接続し、Logic内のアンプシュミレーターを通しても、音やせとレベルが異様に小さいと言う問題が解消されません。音質に関しては、仕事のステージ上でアンプから出てくるものとは全く異なり、音やせに加えて変なアタック音の様なものがピッキングのたびに聞こえます(音になりきらない、コツッコツッと言った感じ)。
    とりあえず、出力レベルが変えられるアンプシュミ搭載マルチエフェクターGNX3000を通してレコーディングを試してみました。
    結果、レベルの小ささは解消できたものの、音色に関しては全く解消されません。ストラトや箱など、ギターを変えてもやせた音で変なアタック感があり、到底作品として仕上げる事が出来ないものです。シングル、ハム、セミハムいずれのピックアップでも同様の音質になります。さらに、音やせ感を消す為にトーンをしぼってもアカッタク感は消えず、さらにトーンを上げすぎても下げすぎても音割れがしやすくなります。

  22. Logic pro9+Line6 UX2+Digitech GNX3000 より:

    続きです。
    レコーディングスタジオで、プロの作品に参加するときは、直接ラックの様な機材にシールドをつなぐだけなのにしっかりとギターの音がしています。とある作品に参加したときはGNX3000を通してラックの様な機材につないだだけですが、こちらも作品レベルの音質になっておりました。一度だけですがラックの様な機材に通したにもかかわらず音やせが酷く、録音時の演奏がきつかった事がありました。その時はやはり、異様なアタック感もありました。
    この音やせとアタック感の原因は何なのでしょうか?高価な機材が無くては、作品レベルの音質は得られないものなのでしょうか?特に、世界最高クラスの音質を求めている訳ではなく、あくまで作品として発表できる最低のクオリティーが出せれば満足なのですが、やはりDTMむけの安い機材だと言う事が原因なのでしょうか?それとも何か設定を変える事で解消できるものなのでしょうか?
    アドバイスもしくは解決法をお教えいただければと思います。
    よろしくお願いいたします。

  23. 藤本健 より:

    Logic pro9+Line6 UX2+Digitech GNX3000 さま
    こんにちは。それはとっても困った問題ですね。
    手元に同じ環境がないので、なんともいえないのですが、なんとなくUX2の問題のように思えます。本来なら、ここにギターを直結してうまくいくはずですから…。調べたらUX2には+18dBにするスイッチがあるようなのですが、それをオンにして、直接ここにつないで録るとどうでしょうか?
    またアンプシミュレータ経由で録音するのであれば、そのスイッチは不要ですが、それでもおかしいというのは、UX2の音作りという可能性もあります。もしも、可能であれば、そんなに高価なものである必要はありませんが、他社のオーディオインターフェイスを試してみることをお勧めします。たとえばRolandのQUAD-CAPTUREあたりが、売れ筋であり、評判もいいですね。
    もし、周りの方から何か借りることができるようなら、それで試してみるというのが安上がりでいいわけですが。

  24. Logic pro9+Line6 UX2+Digitech GNX3000 より:

    藤本様
    アドバイスありがとうございます。前回書き込みをさせていただいてから、色々な情報を集めてみました。また来週、プロのサウンドエンジニアの方にアドバイスをいただきに伺います。現時点では何ともはっきりした答は出ないのですが、やはりUX2製品そのもののクオリティーが問題なのではないかと感じております。
    藤本様のアドバイス通り、友人にオーディーインターフェイスを借りてみたいとも思っております。
    YouTube等で安価なオーディオインターフェイスの広告を見てみると、昔のR&Bで良く聴くストラトでクリーンなサウンドをさけていたり、アコースティックギターの音だと、UX2程ではないものの若干問題ありのアタック感が出ております。又、低音域と高音のトーンが隔離されており、高価なものに手を出せない以上、そこをごまかして作品を作る技術を身につけるしか無いのかも知れません…。
    何かしらの答が出ましたら、またご連絡させていただきます。
    ありがとうございました。

  25. 藤本健 より:

    Logic pro9+Line6 UX2+Digitech GNX3000 さま
    昨日、この件もあってLine6の人とも話をしてみたのですが、ハッキリした答えは得られませんでした。が、オーディオインターフェイスを変えて劇的によくなるということはあまり考えられないので、気になるところです。
    ひとつ、確認として、PodFarmの動作のほうは、しっかりしているでしょうか?以前、http://www.dtmstation.com/archives/51774265.html に記事を書いていますが、これが動作していれば、単にオーディオインターフェイスということではなく、アンプシミュレータとして働くようにもなるので。

  26. Logic pro9+Line6 UX2+Digitech GNX3000 より:

    藤本様
    Line6の方にお話をしていただいてありがとうございます。
    Line6の方と繋がっておられると聞きまして少々話しづらいのですが、正直な感想を書かせていただきます。
    Pod Farmに関しては、MacでなくPCの方に入れてAbletonで使いましたが、音質は上記質問の通りでした。それよりもむしろバーチャルアンプのボリューム・ゲインとトーンコントロールMaxにしてもレベルが小さすぎて使い物になりませんでした。
    Macの方は、Pod Farm使うとクラッシュしますし、第一にバーチャルアンプのクオリティー自体はLogicにデフォルトで入ってるものと大差ないと思っておりますので、UX2ドライバしか入れてません。わざわざHDの容量を削ってまで…。と言った感じです。
    私はLine6ファンだったのですが、ギター用ワイヤレスはひどい作りなのでクローゼットで眠っておりますし、M13は愛用してはいるものの音質がいまいち、またアンプを借りて使った事がありますが「うーん。。。」って感じなので、現在はUX2にも少々疑いをかけているといった感じです。

  27. 藤本健 より:

    Logic pro9+Line6 UX2+Digitech GNX3000 さま
    なるほど、だとすると、クオリティーの面で満足いかないという可能性も高そうですね…。もし、他社オーディオインターフェイスで、明らかな違いが確認できるようでしたら、ぜひ、また改めて状況を教えてください!

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