【BLACK FRIDAY特別企画】WAVESのボーカルプラグイン『CLA Vocals』を先着500名様にプレゼント!

本日11月24日より、DTMステーションのブラックフライデーイベントとして、WAVESCLA Vocals(税込通常価格:19,800円)を先着500名様にプレゼントする企画をスタートします。応募方法は、記事の最後に紹介してますので、そちらをご覧ください。このCLA Vocalsは、Signature Vocalシリーズに分類されているわけですが、ここにはJJP VocalsEddie Kramer Vocal ChannelMaserati VX1Butch Vig VovalsGreg Wells VoiceCentric、そして今回のCLA Vocalsの6種類があり、こちらのセールも実施されています。具体的には、Signature Vocalシリーズを1つでも持っている人なら、その他の2製品を5,500円(税込)というもの。

プレゼント企画となっているCLA Vocalsは、グリーン・デイ、デイヴ・マシュー・バンド、ロッド・スチュワートといったロックの殿堂だけでなく、日本国内でもB’zやONE OK ROCK、矢沢永吉などのロックサウンドを手がけてきたエンジニアの巨匠クリス・ロード=アルジのシグネチャーモデル。ほかのSignature Vocalシリーズも、世界で活躍するエンジニアのシグネチャーモデルになっています。では、実際にどんなプラグインなのか、CLA Vocalsを中心に紹介していきましょう。

WAVESのCLA Vocalsを先着500名様にプレゼント


シンセ音源に定番があるように、ミックス時に使うプラグインにも定番というものが存在します。その最たるものがWAVESであり、その歴史は1992年から始まります。現代では、多くのプラグインメーカーからミックスに使うEQやコンプ、リバーブなどが発売されていますが、当時のPCでミックスをするエンジニアは、そのほとんどがWAVESを使っていたといっても過言ではありません。

そんなWAVESには、数多くのプラグインがあり、用途やグレードに分けられたバンドル製品が存在しています。その中でも最上位のMercuryという製品は、WAVESのほぼすべてのプラグインを網羅しており、ミックスで必要なプラグイン一式がセットになっています。当時の価格、通常価格でいうと約100万円するバンドルとなっており、実際の価格でも約20万円と、なかなか手の届きにくい価格帯。

WAVES Mercury

特にDTMをはじめたばかりとか、曲作りをしていてミックスを自分で始めようと思っている方などは、ほかにも揃えるものがあったりするので、簡単に入手に導入できるものではありません。そんな方々のために用意されているバンドルが、Power Pack、Silver、Gold、Platinum、Diamond、Horizonのそれぞれ。同梱されているプラグインが、レベルごとに分類されているので、エントリーでも選びやすくなっており、はじめてミックス系のプラグインを購入する際に、これらのバンドルから選んだという方も少なくないと思います。

WAVES Gold

ただMercury以外の今紹介したバンドルには、Signature Vocalシリーズは入っていないので、今回の企画をきっかけにこのシリーズを知ったという人もいると思います。Signature Vocalは、これまでに全6種類リリースされており、そのどれもが世界で有名な楽曲に携わったエンジニア監修の元作られており、ボーカル処理のオールインワンプラグインになっています。

プレゼント企画にもなっているCLA Vocalsは、冒頭でも紹介したようにグリーン・デイ、デイヴ・マシュー・バンド、ロッド・スチュワートといったロックの殿堂だけでなく、日本国内でもB’zやONE OK ROCK、矢沢永吉などのロックサウンドを手がけてきたエンジニアの巨匠クリス・ロード=アルジが監修しています。CLA Vocalsについての本人コメントに「どんな曲であっても、一番重要なのはボーカルさ。CLA Vocalsプラグインはそのミキシングを完璧に楽しめるようにしてくれる。私は毎日の自分のミックスで使用する本当に最高の設定を選びだして、このチェインにまとめたんだ。」とあるように、トップのエンジニアのセッティングを簡単に再現できるという魅力が詰まっています。WAVESのYouTubeの公式に本人がCLA Vocalsを使っている動画を視聴することもできますよ。

さて、CLA VocalsをDAWで実際に起動してみました。プラグインの機能としては、かなりシンプルで、一番左にインプット、一番右にアウトプットを備えています。そして中央左から、BASS、TREBLEというEQ部分、COMPRESS、REVERB、DELAY、そしてダブルやコーラスを作り出すPICTHを搭載しています。

シンプルな構成のパラメータが搭載されている

最初起動したときは、すべてオンの状態で、フェーダーは0に設定されています。ここから、ボーカルのミキシングを始めていくわけですが、まずはプリセットを選ぶのがおすすめです。正直プリセットのネーミングが分かりにくい部分があるのですが、数はそこまで多くないので、ひと通り聴いてみてください。

まずはプリセットを選んでいくのがおすすめ

ここでは、Rock Femaleを選んでみました。すると以下の画像のようなセッティングが呼び出されます。実際に再生してみると、声の質感的にはいい感じなのですが、空間系が深すぎたので、フェーダーを下げたり、↑ボタンを何度かクリックしてオフりました。現在ロック系のプリセットを選んでいるのもありますが、パッと聴いたCLA Vocalsの全体的な印象としては、ロックやポップスなどが合うかなと思いました。きれいなリバーブとか質感というよりかは、少し荒々しく、現代においてきれいに録れすぎてしまうボーカルを汚すのにも使えるなとも思いました。音がハッキリしているので、激しいオケの中でも、埋もれないボーカルサウンドを作れますよ。

Rock Femaleから少し調整していった

といっても、BASSやTREBLEといったパラメータは、ボーカルの美味しい帯域を選択できるようになっているので、万能に使うことができます。↑ボタンを押すごとにブーストまたはカットし始める周波数を選べるので、音を聴きながら切り替えると、ハマるポイントを見つけることができると思いますよ。また、ここでの音の変化が分かって使っていければ、従来のEQを使ったときにでも、この先美味しい帯域を自分で見つけられるようになっていくと思います。

BASSやTREBLEにある↑ボタンを押すごとにブーストまたはカットし始める周波数を変更できる

また、前述の通りCLA Vocalsには手軽に使えるコンプが付いており、PUSH(緑)、SPANK(青)、WALL(赤)の3種類から選ぶことができます。CLA Vocalsは共通で、弱めが緑色、普通が青色、強めが赤色で効果変わるので、切り替えながら効果を試していくといいと思います。特にコンプレッサーは、苦手意識があるかたも多いとは思いますが、ここのコンプは非常に簡単に使えるので、狙った音質に誰でもアプローチしていくことが可能です。パラメータの見た目はシンプルですが、いい感じになるよう裏側でいい感じのセッティングがされているので、初心者でも簡単に扱えます。

コンプが分からない人でも簡単に使うことができる

空間系は、REVERB、DELAY、PICTHが付いているのですが、音質が気に入れば、こちらを使えればいいですし、別のリバーブと組み合わせていくのもいいと思います。PICTHはダブルを作ったり、コーラスといった効果を付けることができるのですが、これがなかなか便利です。ほかのプラグインを追加することなく、ボーカルの雰囲気を変えることができます。通常このぐらいのボーカル処理を行うと、EQ、コンプ、リバーブ、ディレイ、そのた、の5つ6つぐらいのプラグインをインサートしなくてはならないので、圧倒的に手間が少ないです。上級者の方にとっても時間短縮になると思いますよ。

空間系も付いているので、手間を掛けずにボーカルのエディットが可能

ほかのSignature Vocalシリーズは、基本的な操作は同じになっているので、ざっと特徴だけ紹介しておきましょう。

JJP Vocals:U2、ブラック・アイド・ピーズ、ジョン・メイヤー、レディ・ガガなど先進的な楽曲だけでなく、ローリング・ストーンズなどのクラシックなロックまでをも手掛けるジャック・ジョセフ・プイグ(JJP)によるボーカルに特化したシグネチャー・プラグイン。”Attitude”や”Magic”といった独特のパラメーターで、ボーカルトラックに「マジック」を与えます。

JJP Vocals

Eddie Kramer Vocal Channel:ビートルズ、ジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリンなどロック/ポップスの歴史を作ってきた作品には、必ずエンジニアとしてエディ・クレイマーがいました。テレビ、ラジオ、スマートフォン。どんな環境でもしっかり歌詞が伝わるボーカルトラックの制作には、Eddie Kramer Vocal Channelが最適です。
Eddie Kramer Vocal Channel

Maserati VX1:ビヨンセ、アリシア・キーズ、メアリー・J・ブライジなど世界的なR&B/ヒップホップサウンドのフォーマットを作り、近年はK-POP作品の多くにもプロデューサー/エンジニアとして携わるトニー・マセラティによるボーカル用プラグイン。バラードに映えるシルキーなトーンから、張り付くように派手なダンスミュージックまで、どんな曲にもマッチします。

Maserati VX1

Butch Vig Vovals:1991年に衝撃的なデビューを飾ったニルヴァーナ(Nirvana)のNevermindは、現代のクリエイターにも大きな影響を与え続けていますが、そのNevermindをメンバーと共に作ったのが、プロデューサーでありガービッジのドラマーでもある、ブッチ・ヴィグです。美しく歪んだボーカルは、Butch Vig Vocalsで決まりでしょう。

Butch Vig Vovals

Greg Wells VoiceCentric:アデル、ケイティ・ペリーなどワールドワイドなヒット作品、グラミー受賞作品に携わるプロデューサー/エンジニア/ミュージシャンでもあるグレッグ・ウェルズによる、ボーカルのためのワンノブ・プラグイン。弾き語りから重厚なアレンジの曲まで、どんな楽曲にもすぐに混ざり合うボーカルサウンドを作り出します。

Greg Wells VoiceCentric

冒頭でもお伝えしたように、Signature Vocalシリーズから好きな2製品の組み合わせで、5,500円(税込)のキャンペーン(Signature Vocal アドオンプロモーション)も12月20日まで行っているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。

そして応募方法ですが、こちらからアクセスできる応募フォームに配布先メールアドレス、アンケートを記入して送信してください。

【応募フォーム】
Waves CLA Vocalsプレゼント企画応募フォーム

【関連情報】
CLA Vocals製品情報
Signature Vocal アドオンプロモーション情報

Commentsこの記事についたコメント

2件のコメント
  • 橋村英仁

    いつも楽しく拝見させて頂いております!今回のブラックフライデーでJJPを購入したばかりで奮闘中でございます。プレゼントの応募したいと思います!よろしくお願い致します!

    2021年11月25日 12:46 PM
  • 谷村 敏弘

    SONAR3〜の本の頃からお世話になってます。
    これからも有益な情報期待しております。

    2021年11月25日 5:29 PM

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