テックハウス、プログレッシヴハウス、サイケデリックトランス向けサウンド素材、さらにはシネマティックなトラック制作にも役立つサウンド素材など、エレクトロに特化したサウンドサンプル、音源を扱っている2011年設立のディベロッパー、Function Loops。国内では、SONICWIREが約300種類のサンプルパックを扱っています。
そのFunction Loopsから先日連絡があり、日本国内での認知向上のため、DTMステーション用にループ素材を配布できるようにしたので、ぜひ紹介してほしい、とのこと。中身をチェックしてみたところ、使えそうな素材もいっぱいだったので、簡単に紹介してみましょう。
Function Loopsが今回、プロモーションのため無料配布しているのは
Dubstep & Riddim
EDM
PopPsytrance
Reggaeton
Tech HouseTechno
Trap
の9カテゴリーのループ素材。
それぞれのフォルダに整理されて入っているのは
MIDIファイル 24
デモデータ 7
といった構成で全510MBです。ループ素材のWAVファイルをチェックしてみたところ、いずれも44.1kHz/24bitというファイル形式で、そのほとんどがACIDizedデータとなっています。またデモデータというのは、これらループ素材を用いて実際に作られた曲のWAVデータなので、これも参考になるかと思います
ダウンロードは、以下のリンクをたどって、DTMステーション用のページに飛びます。
このページにあるDOWNLOAD YOUR FREE SOUNDSというボタンをクリックします。
すると、ダウンロード画面に移るので、Downloadボタンをクリックすると、ダウンロードがスタートします。
Downloadボタンをクリックすれば、ループ素材集を入手できる
試してみれば分かるとおり、このダウンロードにおいて、メールアドレスや名前などを聞かれることはありませんし、Google、FacebookやTwitterなどアカウント情報を必要とされることもありません。
ダウンロードした結果はZipファイルとなっているので、これを解凍すれば、これらの素材を取り出すことが可能です。
Cubase Pro 10.5に貼り付けてみると、こんな感じですぐに使える
たとえば先日発売されたCubase Pro 10.5に読み込んでみると、そのまま即戦力としても使えそうです。もちろん、Studio One 4.5でも、Ability ProでもどのDAWでもすぐに使うことができますね。
無料ですし、試しに入手してみてはいかがでしょうか?