これ1つでキックの音は完璧に作り込める!キック特化のエフェクト・プラグインDropkick誕生。2月29日までイントロセールで3,080円!

新進気鋭のプラグインメーカー、UnitedPluginsから、究極のエレクトロニックキックツールキットともいえるDropkickが発売されました。これはキックの音を作るときに必要なエフェクトが1つにまとまったプラグイン。EDM、ドラムンベース、テクノ、トラップ、ハウスなど、エレクトロ系の楽曲を作る人であれば、かなり重宝する製品となっています。キックサウンドのサンプルを探した後、自分の楽曲に使用する際、EQ、フィルター、コンプ、トランジェントシェイパー、ゲート…など、さまざまなエフェクトを駆使して、かっこいいキックを作っていくと思いますが、これはかなりの工程が掛かりますし、なかなか狙ったサウンドにならなくて、悩んでいる方もいると思います。

そんなとき、Dropkickはキックを作るためだけにチューニングされたエフェクトを搭載しているので、簡単に狙った通りのサウンドを作り上げることができるのです。通常であれば10,970円税込のところ、イントロセールで2月29日まで3,080円で販売。さらに購入者は、数量限定で用意されている約4,500円のWA Production / Kicks Collection for DropKickも無料配布実施中。実際、Dropkickがどんなプラグインなのか試してみたので、紹介していきましょう。

究極のエレクトロニックキックツールキットDropkick

個性的でありつつ、扱いやすいプラグインを次々と開発するUnitedPlugins

UnitedPluginsは、ギター/べ―ス用のアンプシミュレータやビンテージ機器をイメージしたマイクプリなど,、個性的でありつつも、非常に扱いやすいプラグインを次々と開発しているユニークなメーカーです。2023年10月から日本での取り扱いがスタートしたので、まだまだ国内での知名度が低いものの高品質なプラグインが揃っているのが特徴です。UnitedPluginsの製品に複雑さはなく、直感的に使うことができるので、初心者でも扱いやすく、性能の割に価格が高くないのも嬉しいところ。UnitedPluginsのプラグインは、すべてVST、VST3、AU、AAXの各フォーマットで提供されており、無料で試せる試用版は15日間フルで動作し、その後は不規則なノイズや一部の機能が制限されたデモモードに切り替わります。

キックの音作りを1つのプラグインで完結できる、究極のエレクトロニックキックツールキットDropkick

そんな、UnitedPluginsの新作が、Dropkickというプラグイン。現在2月29日23時59分までイントロセールを実施しており、通常10,970円税込のところ、3,080円税込でゲット可能。また100種類のキック音源集WA Production / Kicks Collection for DropKick(約4,500円)も無料でもらえるので、購入するなら今がチャンスとなっています。ただ、このおまけは数量限定となっているので、早めの購入がおすすめです。

WA Production / Kicks Collection for DropKickも今なら無料でもらえる

さてDropkickですが、これはリズムマシーンではないので、単体で音を出せるものではなく、DAWに並べたキックのサンプルやシンセで作ったキックに対して使うエフェクトとなっています。WA Production / Kicks Collection for DropKickをゲットできれば、これに対して使うこともできますね。キック専用のエフェクトとなっており、これ1つで気に入ったキックサウンドをさらにカッコよくしたり、楽曲にハマるように加工できるのです。また積極的に加工していって、全然違うキックサウンドを作ることも可能。以下がプロモーション動画となっているので、ぜひご覧ください。

2つの大きなノブと6つの小さなノブで、キックのために微調整されたプロセッサをコントロールし、理想のキックサウンドを作れることができます。長年プロのミキシングエンジニアが駆使しているテクニックが、1つのノブで再現されるようになっているので、煩わしいルーティングや細かなセッティングをすっ飛ばして、簡単にカッコいいサウンドを作ることが可能です。

PHASEセクションではキックの音色を、POWERセクションでは低音をコントロールできる

一番左にあるPHASEセクションは、主にキックドラムの音色を調整する部分。PHASE(フェイズ)と書いてあるように、ここでは位相を操作して音作りを行います。まずDropkickの効果を最大限引き出せるように、FREQでキックの基音を設定します。ピッチが分かっている場合は、周波数部分をダブルクリックして、数値を指定することもできます。

PHASEセクションでは、キックの音色を調整可能

また虫眼鏡のボタンDETECTボタンはキックを分析し、基音を自動的に検出してくれるので、とりあえずはこれを押しておけばOKです。

まずは、基本を設定する

WARPと書かれた、大きいノブは低い値ほどアタック付近の位相シフトを行いトランジェントのキャラクタを変化させ、高い値ほどキック全体のキャラクタを変化させます。

WARPトランジェントまたはキック全体のキャラクタをコントロール可能

そして、X FILTERでは、 使用するオールパスフィルターの数を選択できます。フィルターの数が多いほど、効果が強くなり、高い周波数にその効果が現れてきます。

X FILTERでは、 使用するオールパスフィルターの数を選択できる

次に、POWERセクションでは、低音の強化を行えます。こちらもまずは、FREQを操作して周波数を設定していきます。基本はキックのピッチに合わせます。PAHASEセクションのときと同様に設定すればOK。

POWERでは、低音の強化を行える

RESOと書かれた大きいノブでは、レゾナントピークのレベルをコントロールできます。これを増加させると、低音が強調されていき、またローの長さが伸びます。ローの長さは、後ほど紹介するTRIMノブでコントロール可能です。
また、FREQとRESOを組み合わせると、キックの基音を変えることができ、キャラクタを完全に変えることもできます。

RESOを上げると低音が強調され、キックテールが伸びる

HP FILTERでは、ハイパスフィルターのスロープを選択できます。 2 POLEはオクターブあたり12dB、4 POLEはオクターブあたり24dBの設定です。 4 POLEの方が、より低音域をカットしていく設定になります。

HP FILTERでは、ハイパスフィルターのスロープを選択可能

6つの小さなノブで、より楽曲に合うキックを作り上げることができる

FIREのパラメータを上げると、倍音が強調されていき、小型のスピーカーでもキックの低音部分が目立つようになります。
OVERは、上げていくとアタック部分のサウンドが強調されていきます。ここは、コンプ系の処理を行っているのですが、見事にほかの周波数帯には影響なく、中高域辺りのアタック音が目立つようになります。
SNAPは、トランジェント系のツマミで、キックのアタックとパンチを強化できます。ピークレベルの上昇を抑えながら、アタック感を出していけるので、ミックスでキックが埋もれてしまう場合に有効です。
CLEANは、キックの濁りを解消するパラメータ。ほかのパラメータも同様ですが、内部でどういった処理が行われているかわかりませんが、なぜかいい感じのサウンドになるんですよね。ちなみにCLEANは、問題の周波数が存在する場合にのみ、問題の周波数を検出して抑制します、とのこと。これを上げると、よりシンプルなキックの音に仕上がります。
DAMPでは、トランジェントを保持しながらも、高い周波数のサウンドを除去できます。たとえば、低域のキックの感じは好きだけど、スネアのスナッピーの音が入ってしまっている場合など、DAMPを使えば除去することが可能です。
TRIMでは、キックテールの長さを短くすることが可能です。ローエンドの長さを調整するのはなかなか難しいですが、このツマミを使えば一発でコントロールできます。GATEなどでいろいろパラメータをいじらずとも、TRIMのパラメータを右に回せば、タイトなキックを簡単に作ることができます。

6つのパラメータでキックさらにコントロールできる

リミッターや歪み系、プリセットも用意されている

Dropkickには、リミッターも搭載されており、CLEAN、WARM、HOT、OFFから選択可能。基本はCLEANに設定しておき、キックを歪ませたいときには、WARMまたはHOTを選択して、DRIVEのツマミを上げればOKです。

リミッターや歪み系も搭載されている

またプリセットも多数用意されているので、ここから気に入るサウンドも見つけることができます。

プリセットを選んで、そこから自分好みにカスタマイズすることも可能

以上、Dropkickについて、その概要を紹介しました。複雑な処理をツマミ1つで再現してくれるので、ユーザーとしてはかなり嬉しいプラグインでした。正直、使ってみないとそのよさは分からないので、一度試用版を試してみて、このイントロセール期間中にゲットしてみてはいかがでしょうか?EDM、ドラムンベース、テクノ、トラップ、ハウスなどの音楽を作るのであれば、持っていて損のないプラグインですよ。

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◎beatcloud ⇒ Dropkick

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