イギリスの老舗プロレコーディング機器メーカーであるFocusriteのオーディオインターフェイス、Scarlett(スカーレット)シリーズがラインナップを刷新し、第4世代のモデル、Scarlett 4th Genの3機種をリリースしました。マイクプリ1つで2in/2outのコンパクトモデルScarlett Solo、マイクプリ2つ装備で2in/2outのスタンダードモデルScarlett 2i2、マイクプリ2つで4in/4outのScarlett 4i4の3機種とともに、コンデンサマイクおよびモニターヘッドホンをセットにしたDTMスターターパックであるScarlett Solo Studio、Scarlett 2i2 Studioの計5製品です。
従来同様の赤いメタリックカラーのScarlettですが、今回内部回路を刷新し、プロ用機材として広く使われているRedNetシリーズで採用しているADC/DACを採用したことで音質、ダイナミックレンジを大幅に向上。その一方でレコーディング前に自動でゲイン調整ができるAuto Gain機能や、過大入力が来てもクリップさせないClip Safe機能を搭載。またボタン一つでプロ現場で使われているISAマイクプリアンプの音にしてくれるAir機能も刷新され、より高品位なサウンドへと進化しています。そのScarlettの新シリーズ、Scarlett 4th Genを一足早く試すことができたので、どんな機材なのか紹介してみましょう。
3種類のオーディオインターフェイス、計5製品が登場
今回登場したScarlett 4th Genはオーディオインターフェイス単体の以下の3製品
製品名 | 入出力数 | マイクプリ | MIDI | 国内想定売価(税抜) |
Scarlett Solo | 2in/2out | 1 | 非対応 | 21,500円 |
Scarlett 2i2 | 2in/2out | 2 | 非対応 | 29,000円 |
Scarlett 4i4 | 4in/4out | 2 | 1in/1out | 41,000円 |
さらにFocusriteのコンデンサマイクとモニター用ヘッドホンをセットにしたDTMエントリーパックとして以下の2製品も登場しています。
製品名 | 実売価格(税抜) |
Scarlett Solo Studio | 36,000円 |
Scarlett 2i2 Studio | 43,000円 |
の5製品となっています。いずれも最大で192kHzのサンプリングレートまで扱える、24bitの分解能に対応した機材となっています。
ご存じの方も多いと思いますが、これまでのScarlettの第3世代には、より入出力の多いScarlett 8i6、Scarlett 18i8、Scarlett 18i20といった機種がありますが、今回それらのアナウンスはありません。
いずれ発表されるのでは……と期待しているところではありますが、ここではより幅広いユーザー層にリーチすると思われる、2in/2out、4in/4outのモデルを見ていきます。
Scarlett 2i2の3rd Genと4th Genを比べてみた
私自身、第3世代が発表されてすぐにScarlett 2i2を購入して使っていたので、その第3世代と今回の第4世代を比べながらチェックしてみましょう。
カラーリングが一緒なので、パッと見は似ているように思いますが、実際に2つを並べてみると、かなり大きく設計変更されているのがわかります。Focusriteのロゴが白から黒に変わっているのはいいとして、ハーフラックサイズながら数ミリ横幅が大きくなり、奥行きも2cm程度長くなっています。
そして3rd Genではフロントにコンボジャックが2つ並んでいてマイクもラインもフロントに挿す形だったのに対し、4th GenではフロントはTRSの標準ジャックの入力が2つで、マイク接続はリアに並ぶ形へと変わっています。
一方で、ボタン類が増えているのも分かります。ここで各種機能を操作できるようになっているのですが、これについてはこの後紹介していきます。
ノブの周りがレベルメーターというユニークなデザイン
そして、入力ゲイン調整のノブの周りのLEDの機能も大きく変わっています。3rd Genでは入力レベルによって色が変わるというユニークな構造で緑であれば適切な入力レベルでオレンジになると大きめ、赤くなるとオーバーというのが一目で分かるようになっていました。
それが今回の4th Genでは色の意味はそのままに、実際の入力レベルが分かるようにこれがレベルメーターになっているのです。写真を見るとわかるように、時計回りに入力レベルが動いていき、過大でクリップしてしまうと、全体が赤く光るという構造です。こんなオーディオインターフェイス、今までなかったと思いますが、とても見やすくて使いやすい印象です。このレベルメーターは出力側も同様となっており、右側の大きなOutputノブの周りがレベルメーターとなっています。
一番右には標準ジャックのヘッドホン出力がありますが、ヘッドホン出力調整ノブが上についており、メイン出力用のOutputノブとは独立して操作できるのも便利なところですね。
外観上でもう一つ、あれ?と思ったのはリアにあるUSB Type-Cの端子が2つになったという点。3rd Genでは1つだったのが4th Genでは2i2も4i4も2つずつ(Soloは1つ)となっていて、片方がコンピュータとの接続用、もう一つがパワー供給用となっているんです。これによってiPhoneやAndroidなどのスマホで利用できるようになった、というのも大きな利点ですが、実はもう一つ大きな意味があるようです。
今回内部回路の刷新により音質を大幅向上させているために消費電力が少し上がっているようなのです。そのため接続するコンピュータによっては供給電流が足りなくバスパワーでは動作しないケースがあるようです。とくに+48Vのファンタム電源を使う場合に、そうなるケースがあり、その場合の補助電源としてPower端子がある、ということのようです。ちなみにコンピュータ側もUSB Type-C端子であれば、4i4の場合も含めバスパワーで動作するようでした。
Focusrite Control 2と連携して動作
では、もう少し中身について見ていきましょう。Scarlett 4th GenはWindowsおよびMac用のソフトであるFocusrite Control 2という新しいソフトと連動する形で動作するのは、3rd Gen同様ですが、3rd Genはスイッチが並んだシンプルなデザインだったものが、4th Genではカラーのレベルメーターも搭載され、より見やすくなっています。どうでもいい話ですが、Focusriteはイギリスメーカーだけに、Analogではなく、Analogueとイギリス英語表記になっているのがカッコいいな…と。
今回の目玉機能ともいえるのがAuto Gain機能。本体のフロントパネルにあるAutoというボタンでオンにすることができます。Focusrite Control 2にもAuto GainというボタンがAnalogue 1、Analogue 2の下にある2つのボタンと連動しているわけですが、本体側で操作する場合はCh1とCh2をSelectボタンで切り替える形となっています。
これはいわゆるリハーサル機能というヤツで、オンにすると青く点灯するとともに、入力レベルを10秒間チェックする形になるのです。この間に歌ったり、楽器入力をすると、その間の最大レベルを見た上で、入力ゲインをそれに合ういい具合に調整してくれるのです。
その上でもうちょっと抑えておきたいとか、もうちょい上げたいというときは手動で動かすことも可能。もちろんAuto Gainを使わずすべて手動で設定することも可能ですよ。こうしたことができるから、入力のノブが従来のボリュームではなく、グルグルと回し続けられるロータリーエンコーダーに変わっています。ただ、カタカタと回るタイプではなく、滑らかに回せるタイプなので、操作感は従来と変わらない感じです。
このように、ゲイン調整は綿密にする一方で、本番レコーディングになると、つい力が入って、より大きな声で歌ってしまって、その結果クリップしてしまう……なんてことはよくある話です。そうなったら、改めてレベル調整をしてレコーディングしなおし…ということに普通はなるわけですが、そうしたトラブルを避ける機能として、Clip Safeという機能も用意されており、Safeボタンでオンにできるというのも4th Genの大きな特徴です。
Auto Gain機能もClip SafeともScarlett Soloにはなく、Scarlett 2i2およびScarlett 4i4の機能となっているのですが、各入力チャンネルごとに設定できるようになっています。「音割れしないための機能」というと、最近の32bit floatを思い浮かべる方も少なくないと思いますが、各チャンネルごとに設定可能という点からも想像できるとおり、これは32bit floatではなく、ビット深度はあくまでも24bit。
Focusriteの説明を見ると「クリップセーフ機能が、どんなエンジニアでも敵わないほどの精度であなたの演奏をチェック — 入力信号が1秒間に最大96000回もチェックされ、クリッピングの恐れがあるとゲインが自動的に調整されます。テイクが台無しになる心配はなくなるので、演奏に没頭できます」と記載されています。詳細はハッキリはわかりませんが、おそらくデジタルでのリミッター機能を搭載しているのかな、と思います。モニターしながらチェックしてみたところ、Safeのオン/オフをしても、通常入力では音量の変化はないので、サンプル単位でレベルチェックをしつつ、スレッショルドを超えたところで、ゲインを抑えにかかる…という方式なんだろう、と。
この2i2と4i4の入力部分において、絶対的に便利になったのが、Ch1/Ch2のリンク機能です。Analogue 1の右の「…」アイコンをクリックすると「Link with Analogue 2」というメニューが表示され、これをクリックすると入力ゲインが左右で連動する形になります。これによってステレオのライン入力調整を気にせず扱えるようになったのはいいですね。ボリューム型だとどうしても不可能だったことが、今回改善しているわけです。
内部回路を刷新しより高音質になると同時にAir機能もより高機能・高性能に
さて、今回、音質が向上した背景には内部のアナログ回路、デジタル回路を刷新していることがあります。Focusrite側は正式には公表していませんが、Focusrite Proのプロ向け機材であり、現在最上位ラインナップであるRedNetシリーズのに搭載されているA/Dコンバータ、D/AコンバータをScarlettにも搭載したことで、音質を大幅に向上させているようなのです。
まだ細かくチェックできているわけではないのですが、おそらくA/DはCirrus LogicのCS5381を、D/AコンバータにはどうCS4298を搭載しているのではないかと思われます。確かに、再生音をモニターしても明瞭度、解像度が大きく向上しているのが分かるし、録り音も抜けのいいサウンドで断然よくなっているので、この価格帯のオーディオインターフェイスとしては、ほかと差をつけたという印象です。
それに加え、さらにFouscruite製品の大きなポイントとなるのがAirモードの搭載であり、そのAirモードの機能がより3rd Gentと比較してよりパワフルになるとともに、サウンドも断然向上しているのです。冒頭でも紹介した通り、Focusriteはイギリスの伝統的なプロオーディオメーカーであり、世界中のレコーディングスタジオで実績を持つ大型コンソールを作ってきたメーカーです。その伝統的なスタジオコンソールを通した音にする、というのがAirモードなんです。
Focusriteでは、その伝統的なスタジオコンソールを通した音にするためのプロ用機材としてISAシリーズというものがあります。1ch仕様のISA One単体でも10万円超という製品ですが、これを踏襲する機能がScarlett Solo、2i2、4i4にも実装されているのです。
Airモードは3rd Genもありましたが、今回の4th Genでは
Presence
Drive
という2つの工程より分かれる形で機能が搭載されたのです。Presenceとは高域を強調していく機能で、Driveは倍音歪を加えていくもので、まさにアナログコンソールに突っ込んだサウンドに仕立てていくことが可能になっているのです。このうちPresenceはアナログ回路として実装され、DriveはDSPによるシミュレーションで実現させているのもユニークなところ。また単にオン/オフをするだけでなく、Focusrite Control 2において、Presenceのみを使うのか、Presence+Driveとして使うのかを選択することもできるようになっているのです。
このPresence+Driveのサウンドをチェックしてみると、音の輪郭がクッキリするとともに、楽器的な音、存在感のある音になります。まさにプロオーディオの生みの親であるRupart Neve氏のサウンドがここに生きている、ということなんだと思います。
なお、3rd Genのときに、ループバック機能が搭載されていたのは4i4以上の機種で、配信系のユーザーにとって一番需要があるScarlett SoloおよびScarlett 2i2にループバック機能はありませんでした。その点が4th Genでは改善され、いずれの機種もループバック機能が搭載されるようになっています。具体的にはコンピュータから見た際に、2i2でも4i4でも4in/2outに見えるようになっており、このうちの2つの入力がループバックになっている、という構造です。
さらに4i4においては6in/6outに見える形で、リアの4chの出力に加え、ヘッドホンも独立した出力なっているのです。したがって、4i4という名称ではありますが、実質4i6といってもいいのかもしれません。
また4i4には強力なミキサー機能も装備されています。入力の4chおよびコンピュータ側からの6chをミックスできるわけですが、Mix A、Mix B、Mix Cと3種類のミックスを同時に作ることができ、それらをOutouts 1-2、Outputs 3-4、ヘッドホン、ループバックのどれに割り当てるかを設定できる設計になっているのです。つまりメイン出力にはオケとボーカルを流しながら、ヘッドホンにはクリックを乗せておく…といったことがオーディオインターフェイス側の設定で簡単にできるわけなのです。
コンデンサマイクとヘッドホンをセットにしたStudio製品
ここまで第4世代のScarlett Solo、Scarlett 2i2、Scarlett 4i4について紹介してきましたが、これら単体製品に加え、コンデンサマイクとヘッドホンをセットにした製品も同時発売されています。
Scarlett Solo StudioおよびScarlett 2i2 Studioの2製品ですが、これも3rd Genとは構成が変わっているようです。まずモニターヘッドホンは従来は耳の上に乗せるタイプのセミオープンでしたが、今回は耳をスッポリと覆うタイプの密閉型になっています。ただ、とっても軽いため着け心地はとてもいい感じです。またイヤーカップに穴が空いた構造になっていて、これがスピーカーでいうところのバスレフポートのような役割をすることから、重低音がかなりしっかりでるのも特徴となっています。
一方、コンデンサマイクは、以前のシリーズで採用されていたCM25 MkIII Microphoneが採用されています。
またコンデンサマイクに被せるウィンドスクリーンも付属しているほか、ユニークなのは段ボールで組み立てる簡易型のマイクスタンドも用意されている、という点。今回は借り物だったので組み立てませんでしたが、マイクスタンドを購入するまでの間、これでとりあえず使えるというのは初めてユーザーにとって親切ですよね。
コンデンサマイクにはウィンドスクリーンも付属。また段ボールで組み立てる簡易マイクスタンドも入っている
また、マイクとScarlettを接続するための3mのXLRケーブルも同梱されているのですが、よく見ると、ここにFocusriteのロゴとともに「Focusrite NOISELESS MICROPHONE CABLE」って書かれているあたりにこだわりも感じました。ちょっとカッコいいですよね。
数多くのソフトウェアが付属するのも大きな魅力
なお、オーディオインターフェイス単体で購入した場合でもコンデンサマイク・ヘッドホンセットのStudio製品を購入した場合でも、数多くのソフトウェアが付属するのも大きなポイントです。具体的には以下のソフトです。
Ableton Live Lite | Ableton Live Liteには、様々なインストゥルメントやエフェクトに加え、Liveの特徴でもあるクリップやシーンのローンチ機能など、アイデアを発展させたり、パフォーマンスを行うために必要なすべてが含まれています。 |
Avid Pro Tools Artistサブスクリプションの3ヶ月間の無料ライセンスおよびCompletePlugin Bundle | 3ヶ月の無料期間終了後はAvid Pro Tools Artistを25%オフ、Avid Pro Tools Studioを33%オフでご購入いただけます。 |
Splice Sounds | 新規Spliceアカウントで、3か月間のSplice Soundsメンバーシップ – 毎日新たにリリースされる何百万もの高品質かつロイヤリティフリーのワンショット、ループ、プリセットを利用できます。 |
Antares Auto-Tune Access | 最高のボーカルテイクを作り出す低遅延でナチュラルなピッチ補正処理から、素材をガラリと変えるヒップホップ風の高速ピッチエフェクトまで、様々な用途に活用できます。 |
Softube Marshall Silver Jubilee 2555 | アナログモデリングのエキスパートSoftubeが忠実にモデリングを行ったMarshall Silver Jubilee 2555は、ギターの音作りに最適なプラグイン — ウォームなクリーンサウンド、クラシックなクランチサウンドからモダンなハイゲイン真空管アンプのサウンドまで、幅広い音作りが行えます。 |
Native Instruments MASSIVE | 楽曲にさらなるインパクトをもたらすツール — Native Instruments MASSIVEには迫力のあるベースから強烈なリードまで、ビッグなシンセサウンドが搭載されており、ハイエンドなシンセエンジンによる圧倒的な品質とバリエーション豊かなサウンドが、あなたの創造力を刺激し音楽の可能性を広げます。シンセサイザーの仕組みに関心がなくても1300以上の高品質なプリセットをそのまま使用することができる上に、好みに応じて微調整して使うことも可能です。 |
Sonnox VoxDoubler | 高音質の卓越したボーカルトラックを素早く作成 — 録音したボーカルにダブリング処理を行うと、楽曲にコントラストやプレゼンス、ドラマチックなフィーリングを効果的に加えることができます。Sonnox VoxDoublerには一般的なダブリングのテクニックで使われる広がりと厚みに特化した2つの異なるプラグインが付属し、ボーカルのダブリングが簡単に可能です。声の自然な魅力はそのままに、プロ品質のボーカルトラックを作り上げましょう。 |
Landr Studioおよび5回の無料マスタリング | Landr Studioを2ヶ月間利用できるだけでなく、2ヶ月間の期間終了後でも使用可能な5回の無料マスタリングのライセンスが付属しており、最高の作品をプロデュース、リリースできます。Landr Studioにはミックスやマスタリングに必要なすべてが揃っている上に、無制限のMP3マスタリング、Spotify、Apple Music、YouTube Music、TikTokなどのストリーミングサービスでの無制限配信も利用可能です。 |
Brainworx bx_console Focusrite SC | Focusriteブランドの名声を高めたプリアンプの高音質サウンドを体感 — bx_console Focusrite SCは、Focusriteインターフェースの「Air」機能の原点でもある、ISA 110プリアンプによるラージコンソールのユニークなサウンドを忠実に再現した唯一のプラグイン。EQ、ディエッサー、コンプレッサー、リミッター、ゲート、エキスパンダーなど全ての機能を備えたチャンネルストリップとなっています。 |
Focusrite Red 2 & 3 Plug-in Suite | 世界中のトップスタジオで愛用されてきたFocusriteサウンドを象徴するEQとコンプレッサーを、忠実にデジタルモデリング。Focusrite Red 2 / Red 3のサウンドは、過去30年間に作られた数々の有名作品で耳にすることができます。 |
XLN Audio Addictive Keys | アイコン的存在であるSteinway Model D.をベースに作られたStudio Grandで、最高のピアノサウンドがあなたのものに。MIDIコントローラーを繋げば、プロのレコーディングスタジオにいるかのような感覚で、このピアノの美しい音色を奏でることができます。 |
XLN Audio Addictive Drums 2:Studio Rock | プロのドラマーによるサウンドを簡単に取り込みましょう — TamaやPearlのハイエンドドラム、PaisteやSabianのシンバルなど、ストックホルムのDecibelスタジオでプロの手によって収録された最高クオリティのサンプル音源を使用できます。 |
Relab LX480 Essentials | LX480 Essentialsは、ニューヨーク市の名門スタジオ「ザ・ヒット・ファクトリー」で数々のヒット曲に使用されてきたリバーブユニットをモデリングしたプラグイン — 4つのリバーブで、スプリングスティーン、ストーンズ、クール&ザ・ギャング、ザ・ウィークエンド、ファレル、ケイティ・ペリーなど、数々のアーティストにより使用されたスタジオのサウンドを取り入れることができます。 |
FAST Balancer | 優れたミックスを短時間で作成するのには、FAST Balancerが最適 — 楽器やボーカルトラックの解析を行うパワフルなAIにより提案される3種類のキャラクターから選択するだけで、楽曲に埋もれることのない最適なトラックを簡単に作成でき、ミキシングにかかる時間を大幅に短縮できます。 |
この表を見てもかなり盛沢山であることが分かると思います。まあAbleton Live Liteが付属している製品はよくありますが、プラグインの充実具合がスゴイですよね。たとえばソフトシンセの定番中の定番であるNative InstrumentsのMASSIVEや以前「伝説のデジタルリバーブLexicon 480Lを完全再現!Relab Development LX480が日本上陸」という記事で紹介したRelab LX480 Essentilas、強力なドラム音源であるXLN Audio Addictive Drums 2:Studio Rockやキーボード音源のXLN Audio Addictive Keysなど……、「買おうと思ってたプラグインがここにある!」という人も多いのではないでしょうか?計算はしていませんが、このプラグインを個別に購入すれば余裕で各種Scarlett新製品の価格を超えてしまうので、コストパフォーマンスは抜群。ぜひじっくり検討してみてはいかがでしょうか?
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