オトトークをNAMM Show会場で収録! CT-S1000V Challenge授賞式も

先日4月13日~15日の3日間、アメリカのカリフォルニア州・アナハイムで世界最大の楽器の展示会、The 2023 NAMM Showが行われ、そこに参加してきました。DTMステーションでも、すでにいくつかの記事をUPしていましたが、今回、私がNAMM Showに行った最大目的は、ほぼ毎週UPしているYouTube番組「江夏と藤本のオトトーク Powered by CASIO」の収録!そう、マリモレコード江夏正晃@DJebee1)さんとともに、成田空港から飛行機で。約10時間かけてロスアンゼルス経由で約1週間の旅に行ってきたのです。

このNAMM Showには世界中の楽器メーカー、音楽制作ソフトウェアメーカー、レコーディング機器メーカー、楽器部品メーカー……などがさまざまな製品を展示していたわけですが、その正面玄関入って目の前にあるのがCASIOブース。ここで、そのオトトークを収録してきたので、その概要など紹介していきましょう。

オトトーク、NAMM編開始!写真はCT-S1000V Challengeの授賞式の様子。最優秀賞受賞者はKAEDE LAPINさん

NAMM Show会場でオトトークを収録

NAMM Show、5年ぶりに行ってきました。ご存じの方も多いと思いますが、通常は1月に開催されるNAMM Showですが、コロナ禍でスケジュールが大きく変わっていたのです。2021年はオンラインのみの形でリアルは中止に、2022年はその余波で6月の開催となり、今年は4月となったのです。来年は通常通りに戻るらしいですが、イレギュラーだったためか、以前のNAMM Showと比較すると、だいぶ規模が小さくなっていた感じでした。

とはいっても世界最大の楽器の展示会。やはり、たくさんの企業が出展していていますし、昨年来た人に聞くと、来場者は昨年より断然増えて通常と同程度まで回復しているとのこと。実際、会場内は非常に盛り上がっていましたからね。

その会場の様子を伝えたのが、NAMMシリーズとしての1回目、通算で第45回目のオトトークでした。

シンセやデジタル系のベンチャーが集まっている辺りを少し歩いて回っただけではありますが、NAMMの雰囲気は感じられるのではないでしょうか?

CASIOブースではCT-S1000VとPriviaを展示

その番組内でも話していたとおり、CASIOのブースはNAMM Showの会場、正面玄関入った、真ん前!一番いい場所にドーンと構えているんですね。値段は聞いてないですが、かなりの出展費用なんでしょうね……。

NAMM Showの会場マップを見てもど真ん中にあるCASIOブース

ところで、冒頭のNAMM会場入り口、外でタイトルコールしているあたりを見て、寒そうにしているのに気づきましたか?この季節、普通なら日中は晴れていて、暑くて半袖で十分なはずなのに、毎日曇りで15度前後。江夏さん、この季節に結構ロスアンゼルスに行っているというので、日本を出る前に聞いたところ、「絶対暑いから、半袖だけでOK!」と言ってたんだけど、大嘘でした(笑)。それでも会場内は熱気でいっぱいでしたが……。

CT-S1000VとPriviaを展示するCASIOブース

スティーヴィー・ワンダーがCT-S1000Vの演奏を!!!

今回、CASIOブースで展示していたのは、歌うシンセサイザ、CT-S1000Vと、電子ピアノのPrivia PX-S7000をはじめとするPriviaシリーズ。このタイミングでの新製品発表……というわけではなかったのですが、ブースに立ち寄る来場者の方も、この歌うシンセサイザには興味津々という感じでした。

CT-S1000Vのデモ演奏をする江夏さん

ステージでは、もちろん、江夏さんもノリノリでCT-S1000Vのデモ演奏。実は、この日のためにCASIOの往年の名機、CZ-101を入手したという江夏さん。飛行機の手荷物として運んだ上で、CT-S1000Vと組み合わせて弾いていたんですね。

CT-S1000Vの横には、江夏さんが持参した往年の名機、CZ-101も

そんな江夏さんの演奏に引き寄せられた……かどうかはわかりませんが、CASIOブースには、あのスティーヴィー・ワンダーが!PX-S7000を演奏後、CT-S1000Vも弾いていたんですよね。その時の様子がこちら。

このCT-S1000Vを触った瞬間に理解してフレーズモードで弾いていたわけですが、これをキッカケに世界中でCT-S1000Vが流行ったらいいのに…と夢想してしまいました。

KAEDE LAPINさんがCT-S1000V Challenge最優秀賞受賞

そんなCT-S1000Vのユーザーが、世界一の作品を目指して戦ったのが昨年行われたコンテスト、CT-S1000V Challengeでした。このCT-S1000V Challengeについては、これまでもDTMステーションの記事やオトトークでも紹介してきましたが、CT-S1000Vで作成した楽曲のビデオをSNSに投稿して、CASIOのサイトにエントリーすると応募完了となるコンテストで、世界中からさまざまな作品が集まりました。具体的に集まった作品はこちらのページ

から聴くことができるので、ぜひ、チェックしてみてください。

その数多くの楽曲の中から最優秀作品に選ばれたのが、ニューヨーク在住のKAEDE LAPIN(カエデ・ラパン @kaede_lapin)さんの楽曲。そのKAEDEさんの授賞式も、このNAMMの会場で行われました。

CT-S1000V Challengeの最優秀賞を受賞したKAEDE LAPINさん

実はKAEDEさん、ジュリアード音楽院に留学中の日本人。ここでジャズの勉強をしているそうですが、そのKAEDEさんにオトトークにゲスト出演していただき、これまでの経歴や、なぜ留学することになったのかなど、いろいろと話を伺っています。そちらもまもなく公開予定ですのでお楽しみに。なお、この授賞式のタイミングでCT-S1000V Challengeの第2弾の実施に関する発表も行われました。詳細は記事最後に掲載しているので、ぜひエントリーしてみてください!

そんな、感じでNAMM Showの余韻をノンビリお届けしているオトトークですが、実はNAMM開催中の2日目に、江夏さんと二人でオトトークの生放送も実施していました。「DTMステーションPlus!特別編 江夏と藤本のオトトークatNAMM」として、NAMM会場から行ったので、御覧いただいた方もいらっしゃったかと思います。以下のものが、そのアーカイブですね。

カリフォルニアと日本での時差が16時間あるため、NAMM Showの2日目の始まる前の朝7:30、日本時間の深夜11:30から行ったものでした。慣れない機材で、しかもテザリングでの配信だったため、冒頭音が出なかったり、全体的にも音量が小さいなど、多少問題はあったものの、リアルな雰囲気は伝わったのではないかと思っています。実はこの生放送の最後にもちょっとだけKAEDEさんに登場していただいています!

オトトーク本編のNAMM編については、5~6回に分けて、これからゆっくり公開していきますので、お楽しみに。

 

CT-S1000V Challenge Vol.2スタート

CASIOの歌うシンセサイザ、CT-S1000Vを使った楽曲コンテスト、CT-S1000V Challengeの第2弾がスタートしています。応募された中で、極めて素晴らしい作品に関しては、製品オフィシャルMVに投稿動画や楽曲を使用する相談がCASIOからいくのだとか…。今後のプロモーション活動において、制作者名と合わせて大々的な紹介をしていくそうなので、今回のKAEDEさんのように、いろいろ拡散してもらえたり、オフィシャルアーティストとしてバックアップしてくれるとのことなので、大きなチャンスになりそうです。

応募期間:2023年4月13日~2023年9月30日
*過去に投稿した作品も応募が可能です。
審査基準:楽曲の中でのVocal Synthesisの使い方に創造性と独自性があるかを考慮し、応募作品を評価します。
応募方法:
[1]CT-S1000VのVocal Synthesis機能を駆使したオリジナル楽曲を含む動画を作成してください。
[2]作成した動画を各種SNSのいずれかへご投稿ください。
[3]本キャンペーンのエントリーフォームからエントリーしてください。

詳細については、CT-S1000V Challenge Vol.2の概要ページをご覧ください。

https://music.casio.com/ja/products/casiotone/cts1000v/challenge/#sec2

【関連情報】
CASIO CT-S1000V製品情報
CT-S1000V Challenge2情報
DTMステーションPlus! YouTubeチャンネル

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【番組情報】
江夏と藤本のオトトーク・YouTube再生リスト

【価格チェック&購入】
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