SteinbergのオーディオインターフェイスUR-Cシリーズを持っていれば、4つの音源と2GBのサウンド&ループセットがもらえるSteinberg Plusというサービスがスタートしていたのをご存知でしょうか?対象のオーディオインターフェイスは、UR22C、UR22C Recording Pack、UR24C、UR44C、UR816Cの5製品です。このうち、UR24Cはすでに生産完了となってしまっていますが、これから購入する人はもちろんのこと、すでに持っている方も豪華なプレゼントがゲットできてしまうのです。
ゲットできる音源は、Cubaseユーザーお馴染みのGroove Agent SE 5、HALion Sonic SE 3、Retrologue 2、Animaの4つ。注目すべきなのは、macOS/Windows対応、VST3/VST2/AU/AAXのプラグインとして利用できるので、どのDAWでも使用できるという点。つまり、Studio One、FL Studio、Ability、Pro Tools、Live、Logic……といったソフトで利用できるのです。UR-Cシリーズユーザーであれば絶対にゲットするべきなので、どういったプレゼントがもらえるのかと共に、自分の環境で使うまでの手順を紹介していきましょう。
UR-Cシリーズについては、以前「SteinbergがUSB Type-CモデルのオーディオインターフェイスUR22C、UR44C、UR816Cを発売。時代は32bit INTEGERに!」という記事でも詳しく紹介しているので、併せてご覧いただきたいのですが、すでに持っているという方もかなり多いと思います。これらを持っている人はもちろん、これから新規で購入する人も含め、冒頭でもお伝えしたようにGroove Agent SE 5、HALion Sonic SE 3、Retrologue 2、Animaの4つの音源(以下、バージョン名略)と2GBのサウンド&ループセットがゲットできるSteinberg Plusというサービスが実施されています。とくにこのサービスの終了日が明記されているわけではありませんから、当面は入手可能だと思いますが、いつか終了してしまう可能性もあるので、早めにゲットしておくことをお勧めしますます。
4つの音源と3種類のサウンド&ループセット
そのSteinberg Plusの内容についてまずは簡単に紹介してみましょう。Groove Agent SEは、最強の総合力を備えたドラムプロダクションソフトウェアGroove Agentの簡易版。簡易版とはいえ、アコースティックドラムのサウンドも鳴らすことができるし、民族楽器系のサウンドも収録しているので、幅広い音楽に利用することができます。
HALion Sonic SEは、膨大なライブラリーと強力なシンセエンジン、エフェクトを搭載したHALion Sonicの簡易版。ピアノ、バイオリン、電子音系のサウンド、効果音……など、多彩な音色を鳴らすことができます。
Retrologueは、順応性のあるアルペジエーター、強力なモジュレーションシステムを完備したクラシックなアナログシンセサイザ。オシレーター3基とサブオシレーターを搭載し、アナログシンセのような温かみのあるサウンドが特徴的。
Animaは、HALion上で動作する音源で、柔軟なモジュレーション、パワフルなアルペジエーターを搭載し、リアルタイムで波形をクロスフェードできるウェーブテーブルシンセサイザ。
そしてサウンド&ループセットは、世界中のガレージやリハーサルルームで演奏されたオルタナティブサウンドを満載したギターライブラリーIndie Rock。アンビエントミュージックに適した、スロー~ミディアムテンポのソウルフルなサウンドライブラリーAmbient Lounge。トリッキーなサウンドエフェクトや太いベースなど、コンテンポラリーハウスの制作に欠かせないコレクションProgressive House。という3つになっています。
Steinberg Plusの入手までの流れ
さて、ではこれら4つの音源とサウンドライブラリであるSteinberg Plusをゲットするための手順について見ていきましょう。まずは、MySteinbergにログインします。もしSteinberg IDアカウントを持っていない方は、事前に作成しておいてください。
またニュースレターの購読が製品をゲットする条件にもなっているので、これをオンにします。
製品登録していない場合は、本体の裏に記載されているシリアル番号を入力して製品登録を行います。すでに製品登録してある場合は、次のステップに進みます。
Steinberg Plus(https://www.steinberg.net/ja/audio-interfaces/plus/get-it/)のページから手続きを開始していきます。進んでいくと、「Steinberg Plusのためのダウンロードアクセスコード(DAC)をお持ちですか?」というページが現れるのですが、これは2021年10月以降に生産されたUR-Cシリーズには同梱されているカードのこと。ここでは、「DACを持っていない」を選んで進めていきます。
すると、メールでSteinberg Plusのダウンロードアクセスコードが送られてきます。これについては、後ほど使用します。画面上としては、「ダウンロードページへ」というボタンをクリックします。
次にSteinberg Download Assistantを起動します。まだインストールしていない方は、画面を進めると「あなたの STEINBERG ソフトウェアを入手」と表示されるページにある、「WINDOWS版をダウンロード」「MAC版をダウンロード」から環境に合ったものをダウンロードします。
Steinberg Download Assistantで、「ダウンロードアクセスコードを入力」をクリックして、先ほどメールで送られてきたダウンロードアクセスコードを入力します。
続いて、手元にあるUR-Cシリーズのシリアル番号を入力します。製品登録のときと同じもので、本体の裏などに記載されています。
すると、アクティベーションコードが7件個別に発行されるので、ページの一番下にあるアクティベートをクリックします。
自動的に「eLicenser Control Center」が起動するので、「ライセンスをアクティベート」をクリックし、完了したら「ライセンスのアクティベーションを完了」をクリックします。アクティベーションコードはそれぞれ個別に発行されているので、このライセンスアクティベート作業を7回繰り返します。ライセンスはsoft-eLicenser/USB-eLicenserで管理されるので、準備をしていない場合は、これのセットアップも行ってください。
ライセンスのアクティベートを7回繰り返す
ここまでの操作が終了したら、Steinberg Download Assistantから、Steinberg Plusに含まれるソフトを選択して、それぞれインストール/ダウンロードします。
以上でSteinberg Plusのセットアップは終了です。実際にご自身のDAWで起動して、音楽制作を楽しんでください。
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