iPhone/iPadユーザーに必須のWindows/Macユーティリティ、iMazingはパソコン連携を超快適にしてくれる

iPhoneやiPadとパソコンの連携、みなさんはどのようにしていますか?大半の人はiCloudを通じてバックアップをとったり、iTunesやFinderを使って同期させた上でデータのやりとりをしていると思いますが、同期にはかなりの時間を要するので、イライラする……という人も少なくないと思います。そうした面倒さを解消するとともに、大容量バックアップのためのiCloud課金を節約できる究極のツールともいえるのがiMazing(アイメージング)です。

このiMazingを利用すれば、同期の必要な音楽データや写真データを1つずつでも双方向にやりとりできるし、DAWやレコーディング、シンセなどのアプリとWindows/Mac間においてオーディオファイルやMIDIファイル、サンプリングデータ、SoundFontデータ……などを個別に転送できるので、とっても気持ちよく使えます。Wi-Fi環境においてiCloudのように全自動でバックアップもできる唯一のツールであり、もちろんApple公認のソフトなので、安心して使うことができます。そんなiMazingを12月27日~1月9日の期間、激安で入手できるクーポンをDTMステーション読者向けにソースネクストから発行してもらいました。これまでも何度か紹介してきたiMazingですが、最新版をソースネクストから1つ提供してもらったので、改めてiMazingについて紹介してみたいと思います。

iMazingはスイスのジュネーブにある会社DigiDNAが開発するiOSデバイス用のバックアップツールで、最新のiPhone 14やiPad、iPad Proはもちろん、Apple TVさらには古いiPhone、iPad、iPod Touchでも利用可能な超強力ユーティリティです。このiMazingはDigiDNAが運営するiMazingストアでの購入も可能ですが、同じ金額でソースネクストも販売を行ってほか、ソースネクスト経由で量販店でパッケージ版の販売も行っています。ソースネクストの場合、今回のようにクーポンを使ったセール販売も行っているので、購入する場合はどの方法が安いか要チェックですね。

このiMazing、iOSデバイス用のユーティリティとしてさまざまなことができるのですが、その機能について簡単に紹介していきましょう。まずはバックアップについてです。iPhoneなどにはiCloudへのバックアップ機能があるので、Wi-Fi環境に接続されると自動的バックアップされて安心で、いざというときに復元できるという点で非常に便利です。でも、iPhoneの容量が大きくなってきた昨今、無料で使えるiCloud=5GBでは足りなく、有料で使っているという人も多いと思います。

50GBの場合、月額130円、200GBだと400円、2TBなら1,300円となっています。130円なら安そうにも思いますが、年額でみれば1,560円、200GBの場合は4,800円と結構なお値段ですから馬鹿になりません。iMazingがあれば、iCloudの課金なしに自動バックアップができるのが、まず最初のポイントです。バックアップ先は手持ちのWindowsやMacのHDD/SSDが基本ではありますが、外付けHDDにバックアップすることはもちろん、必要あればGoogle Driveなどを設定することも可能です。すでにGoogle Driveは有料で大容量使っている…という人なら、これを利用するのも手ですよね。

またiCloudの場合、毎日のバックアップをとると、その前のものに上書きされます。その結果、せっかくバックアップをとっているのに、肝心のデータが消えてしまった……という苦い経験を持っている人も少なくないはず。それに対し、iMazingでは上書きせずに、バックアップをアーカイブするのがデフォルト設定となっています。もちろん、毎日アーカイブすると、莫大な容量を食ってしまうわけですが、デフォルト設定ではアーカイブ期間は1か月となっていて、それ以前のもの削除していく形になっているので、その点も安心。もちろん、バックアップアーカイブを無効にしたり、アーカイブ期間を任意に設定することも可能となっています。もう、これだけでもiMazingを導入しない手はないですよね。

一方で、iPhoneやiPadとパソコン間でのデータのやりとりを煩わしく感じている人も多いと思います。Lightningケーブル/USB-Cケーブルで接続すると基本的に同期が必要となるので、時間はかかるし目的のデータを見つけ出すのが大変。結局写真データなどはメールを自分に送っている…なんて人も少なくないと思います。また、iTunesやFinder経由でアプリとのデータのやりとりも不可能ではないですが、使い勝手が悪いので、うまく活用できてないというケースが多いと思います。

音楽データも同様です。たとえばDAWで作った楽曲をiPhoneに転送して聴きたい…といった場合、ライブラリに登録してiPhoneと同期して……という形で、いますぐ転送しようと思ってもなかなかできません。でもiMazingであれば、目的の楽曲だけをドラッグ&ドロップするだけで転送できるので、とってもスマートなのです。

たとえばCubasisの場合、プロジェクトデータやオーディオデータ、MIDIデータが入出力できるためWindows/Mac上のCubaseとの連携ができるのですが、ファイルのやり取りが面倒で、うまく使えていない人も結構いるのではないでしょうか?でもiMazingであれば、外付けドライブ感覚で、ファイルのやり取りが可能になるので、とっても便利です。

これはiPhone/iPadをDX7互換機にしてしまうアプリ、KQ Dixieなどでも同様です。KQ Dixieの場合、DX7互換なので、世の中にいっぱいあるDX7用の音色データであるシステムエクスクルーシブデータを読み込んで使うことができます。これらのエクスクルーシブデータをWindowsやMacでダウンロードし、Zip形式であれば展開してsyxデータにした上で転送すればいいわけなので、とっても便利ですよ。もちろん、これらに限らず、数々あるアプリでの同じように使うことが可能です。

また、こうしたデータのやり取りをいちいちケーブル接続して行わなくてもいいのもiMazingの便利なところ。Wi-Fi環境があれば、それで自動接続できるので、より手軽に使うことが可能です。

ところで、このiMazingのライセンス方式は大きく2種類があります。ひとつはiOSデバイスに紐づく「デバイスライセンス」、もう一つは年間5,400円でのサブスク型の「無制限デバイス」のそれぞれ。サブスク型はiMazingストアのみの販売となっており、ソースネクストで購入できるのはデバイスライセンスのほうとなっていて、通常価格はiOS1台用が4,200円、iOS3台用が6,000円となっています。

このデバイスライセンスというのは、手持ちのiPhoneやiPadの固有機種に対してライセンス発行されるというユニークなものです。たとえばiPhone Pro 14を1つ持っていたとしましょう。この際、iMazingを自宅のWindowsとMacそれぞれにインストールして使い、仕事場のWindows、持ち歩きようのノートPCのすべてにインストールして使うことが可能で、PC側はいくらでも増やすことができます。ただし、iMazingがiOS1台用ライセンスだった場合、来年iPhoneの新機種に買い替えた場合、1台分のライセンス追加が必要となります。もし、iOS3台用のライセンスであれば、あと2つまで追加することが可能という形になっているのです

一方、iMazingサイトでしか購入できない無制限デバイスというライセンスの場合、iOSデバイスがiPhone、iPad ProにiPad mini、昔のiPod Touchなどたくさんのデバイスと連携させることができるけれど、毎年5,400円が必要となる形になっています。どちらがいいかはユーザー次第ですが、クーポンが使えるタイミングなのでiOS3台用を持っておくのが便利でいいのではないか…と思います。

さて、そのクーポンですが以下のようになってます。

DTMステーション特別割引情報
iMazing クーポンコード: DTM-221201
割引後価格:iOS1台用 4,200円→2,500円 (1,700円割引)
iMazing クーポンコード: DTM-221202
割引後価格:iOS3台用 6,000円→3,800円 (2,600円割引)
有効期限 : 2023年1月9日(月)まで
利用方法 : 以下のページから商品をカートに入れた後に、クーポンコードを入力してください。
販売ページ:iMazing

iPhone、iPadのユーザーであれば、この期間に入手しておくことをお勧めします。

【関連情報】

iMazing製品情報

【価格チェック&購入】

◎ソースネクスト ⇒ iMazing iOS1台用

◎ソースネクスト ⇒ iMazing iOS3台用

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