漫画家・イラストレーターであり、自ら音楽レーベルも持つRIKIさん。RIKIさんは、今の時代になんとファミコンで再生できる音楽アルバムのカセット・カートリッジ、「8BIT MUSIC POWER」を1月30日にリリースしたのです。「え?今ファミコンの新作?8ビット音楽アルバム作品でカートリッジってどういうこと?」と不思議に思ってしまいましたが、現実にモノができているんですよね。RIKIさん、そして「8BIT MUSIC POWER」に作品提供をしている塩田信之さんに、どういうことなのかお話を伺ってみたので紹介しましょう。
ファミコン用カセット・カートリッジとして発売されたチップチューンのアルバム、「8BIT MUSIC POWER」
まずは、その「8BIT MUSIC POWER」について、実際にプレイしながらRIKIさんに説明してもらったので、以下のビデオをご覧ください。
「なんだこれ??」ですよね。「8BIT MUSIC POWER」はゲームではなく、ファミコンおよびその互換機でプレイすることができる新作のチップチューン音楽アルバム。ビデオでRIKIさんも説明していたとおり、単に音楽が鳴るというだけでなく、演奏状態が鍵盤上に表示されるとともに、各パートごとにミュートすることができ、選曲する際はカーソルキーを押すと、ピュンピュンといいながら、まるでゲーム感覚で選べるようになっています。
「さらに8bitバーというのを自分でプロデュースして近所で営業したりしましたが、2013年には自分の生命力のすべてを使って『キラキラスターナイト』というファミコン用のゲームを作ったんです。2年がかりの大作です。そして今作の『8BIT MUSIC POWER』がAmazonで発売されたところ、ゲーム部門で3位内に入ったんですよ」とRIKIさん。