Cubase Artistを買うと勝手にCubase Proにアップグレード!?クロスグレード版も40%オフになる『CUBASE STUDIO WEEKS』スタート

日本時間の7月1日10時00分~8月1日23時59分まで、「CUBASE STUDIO WEEKS」というキャンペーンが実施中です。このキャンペーン中にCubase Artist 11を買うと、最上位版であるCubase Pro 11になるというもの。つまり、Cubase Pro 11をCubase Artist 11の価格でゲットすることができるので、激安でフラグシップのDAWを使えてしまうのです。Cubaseのセールは、ほとんどないので、見逃せないチャンスとなっています。

ただ、少し注意することやチェックポイントがあるので、このチャンスを確実にするためにも押さえるべき点をしっかり知っておきましょう。まずは、購入すべきものがCubase Aritst通常版であること。次に8月1日23時59分までに確実にアクティべートを行うこと。ほかにも、いくつかチェックポイントがあるので、紹介してみましょう。また、ほかのDAWを使っている人を対象としたクロスグレード版も40%オフで販売されているタイミングなので、この点も含め紹介してみようと思います。

「CUBASE STUDIO WEEKS」が実施中

ご存知の通りCubaseは、Steinbergが開発したDAWであり、国内で絶大な人気を誇る音楽制作ソフトです。昨年の11月にCubase 11がリリースされ、「Cubase Pro 11、Cubase Artist 11、Cubase Elements 11が誕生。Newプラグインの搭載、サンプラートラックの機能向上やグローバルトラックなどが追加に」という記事で紹介しているように、サンプラートラックの機能向上やグローバルトラックの追加、スケールアシスタント、ピッチベンド/MIDI CCエディット機能の向上、オーディオミックスダウン機能の向上……など、便利な機能が追加されました。また、EQのFrequencyにダイナミックEQ機能が追加されFrequency2になったり、ステレオの広がりをマルチバンドで調節できるImager、マルチバンドコンプ/サチュレーター/ゲートのSquasher、メーターのSupervisionが新プラグインとして登場もしています。

昨年11月にバージョンアップしたCubase 11

そんなCubaseは、なかなかセールを実施しないDAWなのですが、Cubaseが30周年を迎えたということで、初めて「Cubase 30th Aniversaryキャンペーン」というセール展開が2年前に行われました。初のセールということもあって、かなり購入者も多かったようですが、セールをしないという基本方針は堅持しているよう。ただ、昨年はコロナ禍だったこともあり、「おうち音楽のすゝめ Cubase Artist を買って Cubase Pro をゲット!」という、今回と同様のセールを行っていたのですが、このタイミングを逃して悔しい思いをした方も居たのではないでしょうか。

なかなかセールをしないCubaseを入手するチャンス

下位モデルを買うと、いきなり上位モデルにアップグレードされるという、ほかで見たことがない、なかなか面白い企画のキャンペーンであり、次いつセールが実施されるか分からないので、今回はぜひ掴んでおきたいチャンス。

実施期間は、7月1日10時00分~8月1日23時59分までで、期間中にCubase Artist 11を買って、アクティべートすると自動的にライセンスがアップグレードされてCubase Pro 11のライセンスが手に入ります。そう、このアクティべートが重要なポイントで、Cubase Artist 11を購入しただけでは、Cubase Pro 11のライセンスは発行されないので、注意が必要です。最終日である、8月1日23時59分までに必ずアクティベートを行うようにしましょう。

期間中にアクティベートしてCubase Pro 11を確実にゲット

また今回のキャンペーンは、Cubase Artist 11の通常版のみが対象となっているので、アカデミック版は対象外。通常版のCubase Artist 11は、パッケージ版とダウンロード版が存在するので、入手するのはどちらでもOK。ただCubaseを使うには、USB-eLicenserが必要になるので、もしこのUSBドングルを持っていない場合は、パッケージ版を買うのが確実な手段です。というのも、現在Steinberg Online Shopに注意書きがあるようにUSB-eLicenserは、新型コロナウイルスの影響で、オンラインショップでのご購入後の国際便に遅れが生じているからです。期間中に届かないかもしれないので、公式がいっているように国内の販売店での購入がおすすめです。キャンペーン期間終了後にアクティベートした場合、Cubase Artist 11のライセンスが発行されてしまうので、USB-eLicenserが付属しているパッケージ版をAmazonや楽器店などで購入するのがいいでしょう。

Cubaseを使うには、ドングルUSB-eLicenserが必要

購入後は、公式が用意しているインストールガイドがあるので、これを観ながらアクティベートすれば、Cubase Artist 11がCubase Pro 11にアップグレードされます。

また冒頭でもお伝えしたように、Cubase Proへのクロスグレードが40%OFFにもなっています。対象のソフトは以下のそれぞれ。

クロスグレード対象製品
音楽制作ソフト Ableton Live 8 以降
Adobe Audition
Apple Logic 9 以降
Avid Pro Tools 9 以降
Cakewalk Sonar X2 以降 (Cakewalk by Bandlab 版は対象外)
Cockos Reaper 6 以降 (Commercial License)
Image-Line FL Studio 11 以降
Magix Amplitude Pro X1 以降
Sequoia 9 以降
MOTU Digital Performer 7 以降
PreSonus Studio One
Propellerhead Reason 6 以降
ノイズ除去ソフト iZotope RX 5 以降
楽譜ソフト Avid Sibelius
makemusic Finale

この表にあるソフトウェアを持っている場合Cubase Proが安くゲットすることが可能です。ただ、Studio One PrimeやAbleton Live Liteといった、無料でインストールできたり、製品にバンドルされているDAWは対象外となっています。しかし、AdobeやAvid Pro Toolsのサブスクリプション版は対象となっているようです。

購入方法は、ヤマハ特約楽器店とSteinberg Online Shopの2種類あり、「https://japan.steinberg.net/jp/shop/cubase_pro_crossgrade.html」から手続きができるようになっています。いずれの場合もライセンス登録情報やレシートなどの証明書が必要になりますが、「クロスグレード対象ソフトウェア ユーザー証明書の例」というページで、スクショすべきページが載っているので、これを参考にしてみてください。

クロスグレード対象ソフトウェア ユーザー証明書の例

また、Cubaseは定期的にSteinberg生配信ワークショップが開催されており、YouTubeで無料で視聴できる番組があります。初心者向けの作編曲・ミックス・エフェクトの使い方など勉強になるものから、上級者がCubaseの活用法を学ぶのに便利なものまで、過去行われたオンラインワークショップのアーカイブが試聴可能です。この機会にCubaseを使い始めてみてはいかがでしょうか?

【関連情報】
CUBASE STUDIO WEEKS情報
Cubase 11製品情報

【価格チェック&購入】
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