iPhone/iPadユーザーの方は多いと思いますが、みなさんはWindowsやMacと楽曲データや各種データのやりとりをどのように行っていますか?ほとんどの方はApple純正のiTunesやミュージックアプリを使って同期させているのではないでしょうか?でも同期させると、非常に時間がかかるし、必要のないデータまで転送されてしまったりとイライラすることも少なくないでしょう。また、楽曲データ以外のやりとりも、いろいろ制約があって、扱いにくいのが正直なところ。
そんな中、WindowsでもMacでも、ストレスなく、スムーズにデータのやり取りをしたり、バックアップ作業を実現できるツールがiMazing(アイメージング)です。以前にも「iPhone/iPadとMac/Winの連携はiMazingが超便利。音楽、写真の管理はもちろん、DAW/DTMデータのやりとりも楽々!iTunesが消えても問題なし」という記事で紹介したことがありましたが、その後さらにアップデートで機能向上したiMazingが、12月15日~27日の期間、ソースネクストが3,938円(税込)の激安特価で販売中です。この価格は買い切りの値段ですが、iMazing本家で購入すると年額で7,400円のサブスクリプションとなってしまうため、ソースネクストからの購入が圧倒的に有利。このiMazingを入手することで、どんなメリットがあるのか、改めて紹介してみましょう。
iPhoneやiPadをパソコンと連携させ、音楽データや写真データ、また各種アプリのデータとやりとりするとなると、何かと面倒です。とくに音楽データの場合、WindowsやmacOS Mojave以前の場合はiTunes、CatalinaやBig Surの場合はミュージックアプリを使った上で同期させる必要がありますが、これが結構なストレスになりますよね。
とくにDTMユーザーの場合、「DAWで完成した楽曲をiPhoneに転送して聴いてみたい」ということなどが頻繁にあると思いますが、そのたびにiTunesやミュージックのライブラリに登録した上で、同期をさせる必要があり、手間はかかるし時間もかかり、嫌気がさします。でも、その楽曲だけをマウスでiPhoneにドラッグ&ドロップでコピーできたら、とっても快適だと思いませんか?
WindowsでもMacでもiPhone/iPadとの連携を快適にしてくれるiMazing
そんなことを可能にしてくれるのがiMazingなのです。パソコンからWAVやAIFF、MP3などの楽曲データをドラッグ&ドロップで1曲ずつコピーできるのはもちろん、反対にiPhoneやiPadに入っているデータをパソコンにコピーすることも可能です。
また音楽データに限らず、写真データやスクリーンショットデータなども同じようにドラッグ&ドロップでやりとりできるほか、各種アプリのデータに関してもパソコンとのやりとりが簡単に行え、とにかく自由度が高くやりとり可能なのです。たとえば、iPhone版のCubasisで楽曲を作り、この続きの作業をWindowsやMac上のCubaseで行いたいという場合、普通は結構面倒な手順を踏む必要があります。でも、iMazingならCubasisに入っているデータを簡単に見つけ出し、パソコン側へコピーすることができます。その上で、CubasisのデータをCubase用に変換すれば、効率よく作業することができるというわけです。
iPhone内のDAWアプリとのデータのやりとりもスムーズで簡単
またApple純正のツールとの大きな違いが、データのやりとりにおいてUSBケーブルが必須ではないという点。最初の設定においてはUSB接続が必要ではあるのですが、その後はWi-Fiを介したやり取りが可能であるため、すべてワイヤレスでデータ転送できるのは、すごく便利ですね。
一番上のiPhone 11はUSBケーブルでの接続だが、下のiPhone 12とiPad ProはWi-Fi接続されている
このiMazingの便利さ、自由さに慣れてしまうと、Appleのツールには戻れなくなってしまうほど快適です。なぜ、Appleがこれを出さないのか不思議にも思うところですが、Appleなりのポリシーというのがあるんでしょうね。とくにWindowsの場合、iTunesのインストールすら不要で、iMazingさえあれば、自由にデータのやり取りができるので、iPhone/iPadユーザーであれば、絶対に持っておくべきツールだと思います。
もっともiMazingが、何か不当な手段でこの便利さを実現しているわけではないですよ。ちゃんとApple公認のツールでもあり、いわゆる脱獄を行っているというわけでもないので、その点は安心してください。
頻繁にアップデートを繰り返し高機能・高性能化しているiMazing。2020年12月15日現在の最新版は2.13.2
こうした基本的機能は以前に紹介したときととくに変わりはないのですが、最近のアップデートでさまざまな機能強化も図られています。まずは、最新のiOS13に完全対応しているので、iPhone 12でも問題なく使うことが可能で、macOSに関しては最新のBig Sur(11.0.x)にも対応しています。
ちなみに、気になったのがM1 MacでもiMazingが動作するのか、という点。結論からいうと、まったく問題なし。普通にそのまま使うことができたので、これからM1 Macに乗り換えようという方も安心して使えると思います。
M1プロセッサ搭載のMacでもまったく問題なく使うことができた
またバックアップの便利さと節約に関してもiMazingを持っておくべき重要なポイントです。多くの方はiCloudにバックアップをとっているのではいかと思いますが、写真なども含めるとかなりの容量を食うため、仕方なくAppleに月額400円とか1,300円なんて金額を支払っている人も少なくないと思います。でもiMazingがあれば、前述の通り、Wi-Fi接続が可能で、完全に自動でパソコンにバックアップが可能だから、iCloudに多額のお金を支払う必要もないのです。
バックアップのためにiCloudに多額を支払わなくてもiMazingならパソコンに自動バックアップが可能
新機能追加のアップデートは頻繁に行われていますが、もちろん以前購入した人も無償でアップデート可能なので、心配はいりませんよ。
では、そのiMazingを新たに入手するためには、どうするといいのか?その方法は大きく2種類あります。1つ目はiMazingの公式サイトで購入する方法、2つ目はソースネクストなどのサードパーティーサイトで購入する方法です。
普通に考えるとiMazing公式サイトで購入するのがいいように思うのですが、実は先日そのライセンス体系が大きく変わり、実質的に大幅値上げとなっているのです。これまでは数多くのiPhoneやiPadと接続して連携できるソフトが、1本5,400円(税込)で購入できたのが、7,400円に値上げされているのです。しかも5,400円の買い切りだったが、年額7,400円のサブスクリプションなので、尋常ではないほどの値上げといっていいと思います。
本家のiMazingサイトでの料金体験が大きく変わり大幅値上げとなっている
もっとも、接続可能なiPhone/iPadの数を2台とか3台に絞ったものなら、5,400円、6,000円といった金額で買い切りは可能なのですが、ちょっと考えてしまいます。
それに対し、ソースネクストはなぜか従来のままのライセンス体系を続けているので、制限なしのバージョンを5,390円で販売中です。しかも、冒頭でも紹介した通り12月15日~27日の期間がセールとなっており、3,938円と圧倒的に安い価格で入手可能なのです。
まあ、本家が値上げしているので、おそらくソースネクストをはじめとするサードパーティーも近いうちに値上げする可能性が高そう。その意味では、この価格で入手できるラストチャンスではないかと思います。ぜひ、在庫切れにならないうちに早めの入手をお勧めします。
【関連情報】
iMazing製品情報(ソースネクスト)
iMazing 製品情報(DigiDNA)
【価格チェック&購入】
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